現地18日に、フロリダ州オーランドでメディアデーが設けられ、佐藤琢磨選手を含むレギュラードライバーたちが各メディアのインタビューに応じたり、プロモーションやプログラムのための写真撮影を行いました。
その席で、インディカーシリーズ競技部門責任者のデリック・ウォーカーは2015年シーズンからの運用を目指して移動式のレースコントロールルームを導入することを発表しました。
レースコントロールルームはレースディレクターやスチュワードなどのスタッフがレース進行のすべてを司る心臓部で、あらゆる映像情報や無線情報などがリアルタイムで集まってきます。
これまではレーストラックごとに部屋の中に様々な映像機器や通信機器、シグナルコントロールの機械などが所狭しと並べられて、その狭い中にスタッフが押し込められていました。
今後はさらに映像情報や通信ネットワークなどを拡大し、よりスムーズで厳格なレースコントロールをが行われるように改善されてゆくということです。
ちなみにレース中のレースコントロールルーム内の様子とレースコントロール無線はアメリカの携帯キャリアのベライゾンの端末を通じてリアルタイムで公開されています。