第106回インディアナポリス500 3日目 琢磨が再びファステスト！

【第106回インディ500 ３日目】はれ　気温22度 路面36度 湿度79%

【プラクティス4リザルト】http://www.imscdn.com/INDYCAR/Documents/6030/2022-05-19/indycar-results-p4.pdf

【佐藤琢磨がトップスピード】2日ぶりのプラクティスセッションとなったプラクティス4で、初日に228.939mphのトップスピードを記録した佐藤琢磨選手が227.519mphを記録して初日に続くファステストとなりました。【佐藤琢磨がトップスピード】2日ぶりのプラクティスセッションとなったプラクティス4で、初日に228.939mphのトップスピードを記録した佐藤琢磨選手が227.519mphを記録して初日に続くファステストとなりました。琢磨選手は集団走行を中心に117周とこの日では多目に走行。フレッシュタイヤに交換した後の集団走行で、気温も下がってきた109周目にうまくトーイングを利用して最速スピードを記録しました。この日は予選トリムでの単独走行を行うチームがいくつがあったものの、琢磨選手は予選トリムにはトライせず、単独走行のNTSでは219.172mphで29位となっています。

【佐藤琢磨選手のコメント】初日よりも良くなってきていると思います。昨日が雨で走れなかったので、その分データをゆっくり見直す事が出来ました。おかげで一段高いレベルから作業を進める事が出来きて、トラフィックの中の動きも良くなって来ました。ただバランスを取るのは難しい部分もあって、暑くなったり涼しくなったりで、それに合わせるのが大変でしたが、チームメイトのデイビット・マルーカスも３番手の速度でしたし、チームとしても良かったと思います。今日は充実した1日でした。クルマもトップグループのスピードはあると思いますが、もう少し詰めたい部分もありますし、ブースト圧の上がる明日は予選を想定したテストになるので、楽しみにしています。

【マルーカスが3番手】琢磨選手のチームメイトでルーキーのデイビッド・マルーカスが226.869mphで3番手。二人のインディ500優勝者に続く速度を記録したマルーカスは、この日は126周を走って56周目に最速速度を記録。気温が高い状況での速さを見せています。マルーカスのカーナンバー18は この75年間優勝が無いナンバーとなっています。

【大型新人のジョンソンが好調】NASCARカップ7回のチャンピオンタイトルとブリックヤード400で4勝しているルーキーのジミー。ジョンソンはこの日は最多の156周を走って116周目に226.409mphを記録して5番手を記録。しかし、これまでの3回のセッションをトータルでは227.722mphで3番手につけています。

• Time Speed Total Laps
• 1 51 Sato, Takuma 228.939 181
• 2 9 Dixon, Scott 227.768 166
• 3 48 Johnson, Jimmie (R) 227.722

【単独走行TOP3】予選仕様のターボブーストとなる明日の金曜日は気温30度の高温と強風が予想されているため、コンディションが近いこのセッションで何台かが予選トリムを試す。NTSトップはウィル・パワーの224.325mph。224.047mphのリナス・ビーケイと223.858mphのエドパーペンターレーシングの二人が続いています。

【AJフォイトがベビーボーグを授与】史上初のインディ500で4勝目を挙げたAJフォイトが、ドライバー＆オーナーとして65年連続でインディ500へ出場すしたことを記念してボルグ・ワーナー社から記念のベビーボーグが授与されました。インディ500優勝トロフィーのボルグワーナートロフィーのミニチチュア版でドライバー授与用のレプリカである”ベビーボーグ”の台座の4面には過去の4勝の記録が刻まれています。

【フェルッチがスモークシールドを採用】ドレイヤー＆レインボールドレーシングから参戦するサンティ―ノ・フェルッチはエアロスクリーン自体をスモーク仕様にして走行。エアロスクリーンをスモークにすること自体は合法。フェルッチは昨年のインディ500でもエアロスクリーンのスモークシールドを使用。コクピット内の温度対策?

【5月20日 3日目”ファストフライデー”の予定】12:00－18:00 プラクティス5 18:15-予選出走順抽選