インディカーiRacingチャレンジ第4戦裏話



困難な道のりを経てようやく放送!
公式映像にかなりオリジナルを加えました。
まずはCMバンパーに過去のインディジャパンの思い出のシーンから。10年前の武藤選手。


2010年はスタンドが超満員で、今回のバーチャルレースでもその時の雰囲気が伝わってきます。



日本でのレースなので、やっぱりこれが無いと始まりません。飯島玄麒さんに君が代を提供していただきました。公式に問い合わせたらNBCSNの放送時間の関係で君が代は入れられないとのことだったので独自に入れました。


武藤選手はシミュレーションでの自主トレ先のヨコハマ グッド ファクトリー(YGF)からのリモート出演になりました。7軸モーションのシミュレーターシステムはクルマの挙動が非常につかみやすいです。私も15分ほどF3マシンで鈴鹿をトライさせていただきましたがかなりクタクタになりました。興味のあるかたはお問い合わせください。YGFさんご協力ありがとうございました。



レースのリプレイデータはチームからアビームコンサルティングさん経由でなんとか入手。自分の編集PCにインストールしてあるiRacingで再生させてみましたがフレームレートが20あたりしか出ず、これが限界。参加選手は70~80フレームほど出ているはずですが、自分の編集用PCに搭載されたグラフィックボードのNVIDIAのQUADRO M4000はゲームには向いていない模様。その後色々いじったところ、50フレームくらいは出るようになったので次回はもう少しきれいな映像をお見せできるかと思います。
ペイントデータは間に合わなかったのでレースカーのペイントはオリジナルスキンのままです。


そして琢磨選手のレース後のインタビュー。バーチャルレースとは言いながらも実戦レース後の時のような精密なレース振り返りでした。


音声は今回は最初から英語コメンタリーミックスしか用意できないとのことだったので国際映像用の音声が別出しできないようです。
こちらでリプレイを再生しても同じスイッチングにはならないので、同じ音は再生できません。今後の課題ですね。

なにせ仮想レースの実況番組制作は初めての試みだったので、色々準備やトライが大変でしたが徐々に改善していきたいところです。
次戦もお楽しみに。

サーキット・オブ・ジ・アメリカズ(2020.4.25開催) 解説:武藤英紀
実況:村田晴郎
4月30日(木) 21:00 ~ 22:30 5月2日(土) 25:30 ~ 27:00
5月4日(月) 14:00 ~ 15:30

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