ウォールをかさ上げするには限界がある
2015年のポコノでの予選で、Cキンボールはターン3でスピン。
レースカーは後ろ向きになって浮き上がり、ネットと支柱に衝突しています。
レースカーの後端はウォールの2倍以上の高さまで達しています。
今回のウィッケンスも最初の衝突地点はSAFERバリアーで、レースカーは遠心力でウォール上へ駆け上がっているように見えます。
つまり、レースカーにはウォールを駆け上がる特性があってウォールの高さを倍にした程度では期待されるほどの効果は得られないと思われます。
それ以上ウォールのかさを上げた場合は、もはやスタンドからはレースカーを見ることは不可能となり、やがて黒部アルペンルートの雪解け開通の時のような感じになるでしょう。
私は坂東さんとは20年以上前からの知り合いで
かつてはGAORAで放送したスーパー耐久シリーズやWTCCでは解説にご出演いただきました。
あの世界一つまらないローリングスタートとsc時のピットクローズのルール
FROがアンダーグリーンでコース上を走るなど改善要素多いと思いますね
窓口が違うと思います。
完全な対策でない=意味がない=現状のまま、というのではなく、現時点でやれることからやって欲しいですね。
インディカーが状況を詳細分析して適切な対応をすると思います。
個人的には支柱の改良でウォールをかさ上げすることなく対応できるような気がします。
ラスベガスの後で実質何も改善できていないことが浮き彫りになったので、今度こそ正しく対応して欲しいところです。
急減速をさせる原因はネットではなく支柱への衝突です。
ラスベガスの後にDW12シャシーがデビューするなど安全性のレベルは大きく改善されています。
今回のクラッシュでもウィッケンズの命は救われました。