オープンテスト2日目終了



結局、Wパワーがすべてのセッションでトップタイムをマーク。
最後にたたきだした1 分7.1329は昨年のポールタイムを3秒以上も上回っています。
2日間でトータル128周(全チーム中で3番目に多い)も走りこみ
万全の態勢で開幕戦を迎えようとしています。
チームメイトのHカストロネベスは130周(全チームで2番目に多い)を走って9位。
アルメンディンガーは135周(全チームで最多)で18位と苦労しています。



2番手はJヒンチクリフ。
こちらも125周とかなり走りこんでいました。
「たくさんの秘密兵器を投入したからね・・・・」とご機嫌で
4台体制の恩恵を最大限に活かしています。
初優勝も近そうですね。



3番手はデイルコインレーシングのJウィルソン。
昨年にエンジニアにジョン・ディックが加わってから
チーム自体のパフォーマンスがかなり安定してきています。
何せ昨年はオーバルで初優勝もしていますし。
2日目は2代目に弟のステファンが乗っていますが、
42周走って、9秒台後半の28位で最下位と苦労しています。
1日目に乗ったアナ・ベアトリス(25位)のコンマ3秒落ちです。




琢磨選手は残り15分を切ったところで残しておいたニュータイヤに交換
アタックラップをして7秒7534をマークして総合7番手、
2日目では5番手。
2日間を通じて、ずっと同じ量の燃料を搭載し、
5~6周ごとにピットインして
細かくセットを変えていってデータを収集していました。

なかなかタイムアップにはつながらなかったので
本人いわく
「はっきり言って今回の順位を反映するほどの収穫があったわけでななかったので
まだまだ準備不足ということは否定できませんが、
ドン・ハリデー(エンジニア)が色々試したかったプログラムを
着実に試していくという感じでしたが、
タイヤが消耗した状況でのデータをずっと収集していたので
まあ、こっちはちょっとストレスはありましたね(笑)。
セブリングのテストではストリート用にいいデータを収集できたので
去年のようにいいレースが開幕から見せられると思います」
「ホンダエンジンですが、バーバー路面のグリップがかなり上がったのと
タイヤスペックが変わって、3秒以上もタイムアップしてるので
一概に去年とは比較できないので、明確な差はパフォーマンスにありませんが、
ドライバビリティは確実によくなっていることを実感しました」
「全体的なレベルアップを感じています。
われわれと同時にライバル勢もレベルアップしていますし、
ホンダ対シボレーの戦いも昨年同様の激しいものになるでしょうね
でも、チームのモチベーションはすごく高くて雰囲気がかなりいいので
開幕がすごく楽しみです。」
と語っていました。

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今回はビデオ撮影だけではなく、
400mmレンズを久々に引っ張りだしてコースを回ったので
かなりくたくたです。
なのでブログのアップが遅れました。

今回もダラーラのニューパーツの紹介ビデオや
ホンダの現場責任者のロジャー・グリフィスインタビューも収録しました。
開幕戦で流す予定です。

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