ピットボックスに”譲り合いゾーン”を設ける



前回のソノマ戦でのひと悶着を受けて
インディカーはピットボックスの角に45度の角度で点線を引いて
”譲り合いゾーン”としてピット作業領域と
車両通過領域の目安としました。
「この三角地内では相手の動きにも配慮しなさいよ」ということです。
このラインはシーズン残りのレースでも採用されます。

さらに
「レースカーの止め方や機材の置き方などで、
他者のレースを混乱させたり
妨害したとオフィシャルが認めた場合はペナルティとする」
と新たなルールを追加しました。

合わせてインディカーはブルーフラッグのルールを
以下のように改定しました。
「レースディレクターから進路を譲れという指示を受けて、
スターターフラッグポストからブルーフラッグが掲示された周回遅れの車は
直ちに進路を譲らなければならばい。
ブルーフラッグ掲示から1周以内に進路を譲らない場合は
ペナルティとする」


これですべてが解決するとは思いませんが
新たなガイドラインを明示し注意喚起を促すのは大事だと思います。

今回のボルティモアのピットボックスの長さは38フィート(11.58m)で
前回のソノマの40フィート(12.19m)よりも61cm短くなります。

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