インディカー101 アンチロールバー



アンチロールバーもしくはスウェイバーと呼ばれていて
フロントとリアのサスペンションにそれぞれ装着されています。

左右のサスペンションアームの先をを板ばね(アンチロールバー)で連結し
板ばねの向きを変えることによって
左右の連結を強めるか弱めるか調整します。

弱めると、ロール(遠心力による車体の左右の傾き)は増加し
強めると、ロールは減少します。

基本的にはロールが大きいほど
荷重が増すので、タイヤのグリップは増加します。

レース中に無線で
「ロールバーを使え」とか「ツールを使え」とか
ピットから指示が出たりしますが
このアンチロールバーを調整しろという意味になります。

レース中、とくにオーバルでは
ドライバーは1周のうちの各ターンごとに前後を調整したりしています。
とくに予選、インディ500の戦では4つのターンごとにいじっています。

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