これがトロントの驚愕のターン11だ!



写真奥にある高層ホテルの建設開業に伴って、2016シーズンからトロント・エキシビションプレイスの特設コースではレーストラックとピットレーンの位置を入れ替えました。

上の写真はピットレーンからレーストラックに転用された最終ターン手前のところで、路面にはピットボックスのペイントの跡が残っています。

その結果、ピットレーンとレーストラックのコース幅が逆転するなどの現象が起きました。

さらにコースレイアウトに制限をもたらしているのが下の写真にある街燈の支柱で、最終ターンとなるターン11のコース幅を広く取れない要因になっています。


一昨年に現場を見てきましたが、もともと舗装がひどかったうえに凸凹で、マンホールも多数あって最悪の環境が整っています。

このせいもあってか、初日の金曜日では佐藤琢磨選手を含む延べ5台がこのターン11でスピン、クラッシュしています。



去年に一部再舗装工事が施されて少しはましになったようですが、ひび割れをふさぐ白いシール材がかなり滑りやすくなっているようです。このシール材の部分をうまく跨げばなんとか通り抜けられるような状況ですが、ラインは極めて狭くなっています。

同じ様なシール材はアスファルトとコンクリートの継ぎ目の所にも多用されています。

2件のコメント

  1. Indycarならでわの魅力ですね!
    狭いラインに増えるマーブル、
    レース終盤は昨年同様に路面コンディションが
    さらに悪化していきますね。
    ドライバー皆さんの格闘を噛み締めながら
    心して観戦します!
    1. 村田さんのファンさんへ
      特にターン2とターン3からターン5は現地で見ると驚く狭さです。
      よくあそこをサイドバイサイドで走り抜けるもんだと感心します。

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