無理な動きではなく、単なるレーシングアクシデント



琢磨選手の最後のクラッシュを「強引なパッシングを試みてのショートカットした」という見方があるようですが、私はそう見ません。

コントロールライン通過時にディクソンと琢磨選手がお互いに接近して一瞬回避行動をとっています。

キンクを通過する瞬間はディクソンのインサイドは大きく開いていますが、琢磨選手はそのはるか前のコントロールライン通過直後くらいにインサイド側にステアしているので、その軌道のまま芝生にはみ出したように見えます。

直後を走っていたTカナーンのオンボード映像からはそう見えます。琢磨選手の「行き場を失った」と言うコメントにも合点がいきます。

はみ出た瞬間だけではなく、その前からのディクソンと琢磨選手の動きを見る限りではテキサスなどのパックレースではよく見るアクションですが、場所とタイミングが悪かったですね。

武藤君だったら松浦プロとは違う見方をすると思う。

10件のコメント

  1. スローで見るとまさにそのとおりだと思います。
    全車にオンボード搭載していればリプレイを見ることが出来て良いのですが。
    1. おれんじさんへ
      インディ500以外は6台しか車載カメラは積んでいません。
      インディ500は9台載っていたかと思います。
  2. タイトル狙えるなら3位で我慢してポイントを持ち帰るべきとの批判もありましたが
    そもそもランキングトップのディクソンの後ろにいる時点でその発想は間違いです
    1. kakeさんへ
      いまだランキング3位ですからディクソンとは勝負
      してほしいですね。
  3. 多分、ディクソンがこの写真の段階に至るまでに、パワーを抜いていれば起きなかったアクシデントという気はします。
    1. fastest lapさんへ
      レース中はあらゆることが起きるのでしょうがないですね。
  4. 「むちゃなパッシングを仕掛けた」わけじゃないのは、リプレイとかでもわかると思うのですが、
    ディクソンの奥さん始め、「だから佐藤は!(怒)」みたいにコメントされてて、悲しくなります。
    別にアグレッシブにパッシングしようとしたわけじゃないのに!
    1. よしさんへ
      インディカーレースは奥さんの懐の深さも試されますね。
  5. この冬はぜひ「朝までNo.attack,No.chance討論会」特番を企画願います。
    これまでの数々の迷シーンを見返しながら、
    GAORA解説人、日本の世界のトップドライバー
    VSインディ500チャンプの意見をぶつけたら
    お酒がすすみます笑
    1. うしじさんへ
      悪酔いしないように気を付けたいところです笑。

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