ウェルタスが出場停止に



デイルコインレーシングのカーナンバー18番、カルロス・ウェルタスが内耳の疾患で出走が不許可になりました。その結果、同じデイルコインレーシングでカーナンバー19番、ジェイムス・デイビソンに代わって予選出走したトリスタン・ボーティエがウェルタスに代わって18番をドライブすることが決定しました。

これにより、ボーティエは32番グリッドからのスタートになります。一度予選を通過したドライバーが全く別のレースカーでインディ500をスタートすることになるのは史上初めてです。


これで、11列目の3台はいずれも予選をドライブしていないドライバーが乗ることになりました。これも珍事です。

予選33位でオンザバブルだったブライアン・クローソンは何もせずにスタート前に3ポジションも上がったことになります。これも珍事です。

一方で佐藤琢磨選手は予選順位では前にいたウェルタス、ボーティエ、ヒンチクリフがドライバーチェンジとなったためにちょうど一列繰り上がって8列目アウトサイドからのスタートになっています。

23歳のコロンビア人、カルロス・ウェルタスは去年インディカーシリーズにデビューし、ヒューストンレース1では初優勝していますが、アイオワと最終戦のオートクラブでは体調不良で途中でレースを終えていました。

ウェルタスが今後のシリーズに復帰するためにはさらなる検査が必要となります。

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