ボルグワーナー社がニューガーデンにインディ500優勝トロフィーを授与






インディアナポリス500マイルレースに優勝トロフィーを提供しているボルグワーナー社は、現地1月23日にミシガン州デトロイト郊外にあるヘンリー・フォード博物館で、2023年の第107回インディアナポリス500勝利を祝して、優勝したヨセフ・ニューガーデンに「ベビーボーグ」と呼ばれる優勝トロフィーを授与しました。

ファイナルラップから赤旗再開された時点で2位にいたニューガーデンは前を行くエリクソンをキャッチして逆転。インディ500史上、最終周でリードチェンジを成功させた3人のドライバーのうちの一人となりました。

ナッシュビル出身のニューガーデンは「子供のころに家族と一緒にインディ500を観戦していた時から、この世界最大のレースで勝つこととを夢見ていました。レース直後にビクトリーレーンで味わった牛乳、ボーグワーナートロフィーにある自分の顔、ロジャー・ペンスキと一緒にベビーボーグを受けとることができて、ここまでのすべてが私が想像した以上のことでした。このチームでこのトロフィーを受け取る14人目のドライバーとなることを本当に光栄に思います」とコメント。

ドライバーに渡される”ミニボーグ”トロフィーは実物のボルグワーナートロフィーのミニチュア版のレプリカで、スターリングシルバー製のトロフィーは木製の台座が取り付けられています。

高さ約50センチで、重さは約2.3㎏。5ポンドあります。ボルグワーナートロフィーと同様に、ミニチュアバージョンには彫刻家ウィリアム・ベーレンズによって制作されたニューガーデンの顔の塑像が台座に取り付けられています。併せて台座には、名前、チーム名、優勝年、そして平均速度が刻まれています。

ペンスキー・コーポレーションの会長であるロジャー・ペンスキも授賞式に参加し、ニューガーデンとともにトロフィーを受け取りました。チームペンスキはインディ500歴史最多の19回の優勝を誇り、1972年のマーク・ダナヒューの勝利以来、各年代ごとに少なくとも1回の優勝を達成してきています。

今回、ニューガーデンに授与された”ミニボーグ”トロフィーと、ニューガーデンの優勝車両は、2月2日までヘンリー・フォード博物館の「Driven to Win: Racing in America」展示で一般公開されます。



https://www.thehenryford.org/visit/henry-ford-museum/exhibits/driven-to-win-racing-in-america/

コメントを残す