現地10月23日に、レイホールレターマンラニガンレーシング(RLL)はピエトロ・フィッティパルディを30号車を2024年インディカー・シリーズにフルシーズン走らせることで契約したと発表しました。
ブラジル系アメリカ人のピエトロ・フィッティパルディはF1世界選手権元チャンピオンでインディカー・シリーズとインディ500も制しているエマーソン・フィッティパルディの孫で、2023シーズンはハースF1チームでリザーブドライバーを務めていました。
マイアミ生まれで27歳のフィッティパルディは2018年シーズンにデイルコインレーシングから6レースに参戦。オーバル3レース、ロードコース3レースに参戦して、予選ベストはフェニックスでの10位。ベストフィニッシュはポートランドでの9位でした。シーズン序盤はカナダのザカリ―・クラマンデメロとシートシェアしてオーバルレースに参戦。5月に参戦した世界耐久選手権スパ6時間レースで高速コーナーのラディヨンでクラッシュして両足を骨折。療養後に復帰したものの、最終的には6レースの参戦にとどまっています。
2020年はハースF1のリザーブドライバーを務め、バーレーンでクラッシュしたロマン・グロジャンの代役として2レースに参戦。2021シーズンはデイルコインレーシングでインディカーに移籍してきたグロジャンとシートをシェアし、オーバル4レースの3レースに参戦。インディ500ではルーキー最上位となる13番グリッドを獲得。テキサスの第2レースでの15位がベストフィニッシュでした。
その他では、2014年はフォーミュラ・ルノーでチャンピオンを獲得したあとに、2016年にMRFチャレンジフォーミュラ2000に参戦してタイトルを獲得。2017年にはフォーミュラV8 3.5L参戦して18戦中6勝してチャンピオンタイトルを獲得しています。
2023シーズンは世界耐久選手権モンツァ6時間レースにチーム・ジョータからLMP2クラスに参戦してクラス優勝しています。
RLLは今シーズンのフィッティパルディのスポンサー体制は後日発表するとしています。
どこになるでしょうねえ?
RLLは今年のインデイ500では4台エントリーでしたね。