現地10月18日にアルゼンチン人ドライバーのアウグスティン・カナピーノがフンコスホリンガーレーシング(JHR)と契約し、2024年シーズンもインディカー・シリーズにフル参戦することが発表されました。
33歳のカナピーノはアルゼンチン・ツーリングカーレースのレジェンドで、2023年シーズンからインディカーシリーズにフル参戦開始。初年度でのベストリザルトは開幕戦セントピーターズバーグ、テキサス、トロントで記録した12位フィニッシュで、ルーキーポイントではアームストロングに続く2位でした。
ドライバーズランキングでは21位となり、22位までに資格が与えられるリーダーズサークルプログラムも獲得して、2024シーズンは91万ドルの分配金をチームはインディカーから受け取ることになります。
2023年シーズン、JHRの共同オーナーであるリカルド・フンコスとカナピーノは、ともに母国であるアルゼンチン政府観光局が推進する”Visit Argentina”プロモーションからインディカー参戦のサポートを受け、第107回インディ500ではそのプロモーション活動の一環として参戦。1940年のラウル・リガンティ以来83年ぶりのインディ500参戦のアルゼンチンドライバーとなったカナピーノのレースカーは、2022年ワールドカップで優勝したアルゼンチン代表サッカーチームの伝統的な水色と白のカラースキームをまとい、ワールドカップの優勝トロフィーのレプリカをスターティンググリッドに持ち込んで母国アルゼンチンを代表していることをアピールしていました。