F2優勝ドライバーのユーリ・ビップスがインディカーデビュー






レイホールレターマンラニガンレーシング(RLL)は23歳のエストニア人のユーリ・ビップスをポートランドとラグナセカの2レースで走らせることで契約しました。

ビップスはすでに去年の10月にセブリングでRLLのチームテストでインディカをテストドライブ。今年の3月にはバーバーモータースポーツバークでのRLLのチームテストに参加してインディカーをドライブしています。



「RLLに参加するチャンスを得て、ボビー、マイクそしてチームの皆に本当に感謝しています。今年はレースへのレギュラー参戦がなかったので、インディカー参戦への期待は非常に大く、ついに実現したことを本当に楽しみにしています。2022年末にセブリングで一緒にテストを行い、チームとはうまくかみ合った感じでした。チームの雰囲気も本当に気に入っています。ボビーには再びチャンスを与えてくれたことに非常に感謝しています。そして彼、マイク、そしてチーム全体のために良い結果を出せるように頑張りたいです」とビップスはコメント。

ビップスが最後にレースを戦ったのがFIA-F2選手権で、当時はクリスチャン・ルンガーがチームメイトでした。そのルンガーは今季はRLLからインディカーにフル参戦し、トロントではポールトゥフィニッシュでキャリア初優勝を上げています。

ビップスは2021年から2022年シーズンにハイテック・グランプリからFIA-F2選手権に参戦。3勝を挙げたほか、2回のポールポジションを記録。シリーズポイントは2021年は6位で、その年はルンガーとマーカス・アームストロングの成績を上回りました。

F2参戦前は欧州の様々なのジュニアフォーミュラカテゴリーに参戦。2017年はADACフォーミュラ4チャンピオンシップで優勝。2020年から2022年まではレッドブル・レーシング・フォーミュラ1チームでテストドライバーおよびリザーブドライバーを担当ています。

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