チャンピオン決定への道



10月19日に
カリフォルニア州のオートクラブスピードウェイで行われる最終戦で
Sディクソンは5位以上のフィニッシュで
無条件に3度目のチャンピオンが決定します。

チャンピオン争いが最終戦までもつれ込むのは8年連続です。

対するHカストロネベスは先週のヒュートンまでは
12レース連続でトップ10入りし
テキサスでの優勝以来の4か月間ずっと
ポイントリーダーの座に居座り続けてきました。

しかしながらヒューストンでは
2レース連続のギアトラブルで18位23位と低迷し
ついには25点差でSディクソンを負う展開になっています。

最終戦のオートクラブスピードウェイは
1周2マイルでコーナーバンクは14度のハイスピードオーバル。
タイトルを争う2選手の過去の成績は以下の通りです。


Sディクソン * 2012 – エンジン交換で15番グリッドスタート。15周をリードして3位フィニッシュ。
* 2005 – 予選15位、決勝10位
* 2004 – 予選2位、決勝8位
* 2003 – 予選3位、決勝は13周をリードして3位

Hカストロネベス * 2012 – エンジン交換で17番グリッドスタート、2周をリードして5位フィニッシュ
* 2005 – 予選6位、決勝9位
* 2004 – ポールスタート、145周をリードして7位
* 2003 – ポールスタート、39周をリードして6位

こうしてみると成績ではイーブン。
Sディクソンの5位以上でチャンピオンという条件も
昨年はポイントリーダーだったWパワーがクラッシュし
5位以上のフィニッシュでタイトル獲得となった
Rハンターレイも意外と苦戦して4位フィニッシュで
タイトルを獲得した所を見ると
さほど楽な作業ではなさそうです。

過去5シーズンの最終戦直前のポイント1-2は以下の通り。
2008 — Dixon 606 Castroneves 576
2009 — Dixon 570 Franchitti 565
2010 — Power 587 Franchitti 575
2011 — Power 542 Franchitti 531
2012 — Power 453 Hunter-Reay 436

2008年のSディクソン以外はポイント2位のドライバーが
最終戦で逆転チャンピオンに輝いています。
ということはHカストロネベス有利なのか?
いや、Sディクソンには5年周期チャンピオン獲得の法則があって
2003年、2008年に続いて今年2013年は5年周期に当たります。

いやー、これは全く先が読めませんね。

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