2度目のピットストップをあと2周遅らせていれば

Wパワーに抜かれることはなかったのではないか、
というのが放送収録後の武藤さんの分析です。



確かに今回のフューエルウインドウは最大で31周あたりで、
事実、Wパワーのラストピットは54周目で、
ぎりぎりフィニッシュまで燃料を持たせていました。

2ストップ作戦で行った琢磨選手の2回目のピットストップは
56周目でした。
それでも、最後は燃費的に厳しかったということなので
あと2周ほど2回目のピットストップを遅らせていれば
フルリッチで最後まで走ることができて
大きく違った結果になっていた可能性があります。

アンダーグリーンのピットでしたが、
おそらくフルタンクにしてたと思います。
もしくは、Wパワーの前でピットアウトするべく
必要最小限の補給量にしていた可能性もありますが
たぶんフルタンクだったと思います。

ちなみに1回目のピットストップは28周目で
3回目のフルコースイエローの時でした。
タイミングとしては悪くありません。
もしかしたら、この時の給油量が若干少なかった可能性があります。
このスティントでは28周しか走っていません。

しかも自己ベストラップは54周目にマークし
その2周後に2回目のピットストップをしています。

このことから、結果的にはチームは
新品のソフトタイヤ2セットをを有効に使うことができなかった。
ということになります。
1回目のピットタイミングは見事だったのですが・・・・。