予選ではストレート速度が全く伸びないということで最下位の22位に終わった佐藤琢磨選手。予選セグメント1の走りをウィル・パワーと比較してみましょう。
http://www.imscdn.com/INDYCAR/Documents/3709/2017-05-12/indycar-sectionresults-quals-r1g2.pdf
琢磨選手のベストラップとなった4周目
コントロールラインからI1までは5秒3285で171.718.908mph。バックストレッチのI3からI4まではの7秒49599で163.908mph。
ウィル・パワーの同じ区間を比べると
コントロールラインからI1までは5秒2203で175.227mph。バックストレッチのI3からI4まではの7秒2921で168.489mph。
チームメイトのRハンターレイは
コントロールラインからI1までは5秒2937で172.847mph。バックストレッチのI3からI4まではの7秒3980で166.077mph。
ステアリング操作がなく、アクセルをただ踏み込むだけのセクションでこれだけのスピード差があります。こうなるとドライバーではなくレースカーに何か問題があるとしか思えません。