フェニックス最後のイエローはロッシのウォール接触



フェニックスグランプリでの最後のイエローの原因はアレクサンダー・ロッシ単独のウォール接触が原因でした。現地放送のNBCSNでは原因について言及していなかったので、その時は我々も原因がよく分らなかったのですが、インディカーによって改めて発表がありました。

250周のレースの248周目にロッシはターン4でコンクリートウォールに接触。接触自体は大きなクラッシュではありませんでしたがレースリーダーが背後から迫ってきていたためにイエローにしたとレースディレクターのブライアン・バーンハートは語っています。

その時の動画がこちらです。
https://www.youtube.com/watch?v=32F-tqpvfqY
この前の240周目にRハンターレイがターン4でウォールに接触してリアウイングレットの一部がキース上に落ちましたが、これに対しては走行ライン上にはなかったとしてイエローは出していませんでした。

動画を見た限りでは結果的にロッシは無事にコースに復帰して走っていますが、もしサスペンションにダメージがあったり、タイヤにダメージがあったりしていた場合は一瞬コースに復帰したように見えてもその後瞬間的にに挙動を乱すケースもあるのでこのケースでのイエローは妥当でしょう。
NASCARなどではイエローチェッカーにならないようにするために”オーバータイム”システムを導入していますが、インディカーではインディ500がインディ502.5になるようなことはあり得ないでしょう。

コメントを残す