ダカールラリー

2002年に南アフリカのカラハリ砂漠までダカールラリーの事前テストの撮影取材に行ったことがあります。

そこは、アッピントンという町からダート道で400キロ走ったところにあるカラハリ砂漠のど真ん中で、ナビミアとの国境の近くです。

ブッシュマンもいました。

民族衣装というか半裸で道端で工芸品を売っていますが、夕方になったら洋服に着替えてTVとエアコンがある自宅に帰るそうです。

彼らは国からの保護を受けているそうで、保護を受ける条件として昼間はブッシュマンの姿で工芸品を売らないといけないんだそうです。なので現地の白人スタッフは「彼らは”プロフェッショナルのブッシュマン”なんだよ」と言っていました。買い物時は手元に細かいお金がなかったのですが、なぜがアメリカの10ドル札でも買い物ができました。

エースドライバーはこの方。

三菱自動車を退社したばかりの篠塚健次郎さん。砂漠のロッジでは3泊も同室させていただきました。

いまや、ベテランドライバーとなった南アフリカ人のジニール・ドゥビリエもまだダカールラリーのルーキーでした。


テストに密着してダカールラリーの特殊さや難しさを身をもって体験しました。帰国後3週間はせきが止まりませんでした。


横に乗せてもらって時速200キロ近く出してもらいましたが、タイヤは激しく上下していても車内では意外と揺れを感じないもんですね。

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