2005年までのフォンタナでのレースは今回のようなレース展開でしたが、危険だクレイジーだって話はなかったですね。逆にトーマス・シェクターやサム・ホーニッシュのワイルドな走りに沸いていたほどでした。
ラスベガスでのアクシデントはかなり特殊な例で不運が多く重なりました。あの事故を一般的に語り、クラッシュのたびに引き合いを出すのは正しくないですね。
当時のレースを生中継し、同僚の死を目の当たりにした松浦孝亮選手には特別なものであることは間違いありません。受け止め方はだいぶ違うでしょう。
2003年最終戦テキサスでのケニー・ブラックのクラッシュやシカゴランドでのライアン・ブリスコーのクラッシュではレースカーが宙を舞って大けがを負いましたが、レーススタイルを否定するようなヒステリックな反応は全くありませんでした。
2005年?のミシガンではバックストレートでDフランキッティが宙を舞いましたが、この時もレースを非難するコメントはありませんでした。
今回はインディカーの高い安全性がドライバーの体を確実に守りました。いささか過剰反応が多すぎる気がします。