レーサー鹿島さん、インディライツデビューまでを振り返る④
10月の最終戦、カリフォルニアスピードウェイ。ついにデビュー戦となりました。インディライツは2デースケジュールで、金曜日にプラクティスと予選、土曜日に決勝レースです。
で、まずはプラクティス。
カラーリングが違いますが、ケンタッキーでの事前テストと同じレースカーです。サムシュミットモータースポーツでにはチャンピオン争いをしているブラジルのティアゴ・メデイロスが所属し、鹿島さんのレースカーは同じセットアップをしています。これは大きなアドバンテージで、走行後はチームメイトのメデイロスと情報交換ができます。
プラクティス順位は忘れましたが、無線交信を聞く限りではかなり順調だったかと思います。今回デビューの日本人がいきなり速いうえに、エントリー名も”RACER KASHMA”だったので名前的にも目立ってしまい、「日本にはRACERという名前があるのか?」などと大いに話題になりました。
とりあえず順調な出だしに、チームオーナーのサム・シュミットさんも満足の様子でした。
つづく。