ホンダが新型エアロをお披露目



3月9日、アメリカンホンダとホンダパーフォーマンスデベロップメントはカリフォルニアの本社で新型エアロパーツを発表しました。

その席で社長のスティーブ・エリクセン氏はインディカーは新たな歴史を迎えるとして新型ボディーを紹介しました。

エアロキットの基本的な開発はインディアナ州のブラウンズバーグにある「ホンダシミュレーター」で始まりました。その後パーツはCADを使用して流体力学のもとに開発が行われ、実車テストに備えて実物大スケールでの風洞トンネルで空力性能を追求しています。



エリクセン氏はこの新型エアロパーツの出来と戦闘力に自信をのぞかせ、今後は増大したダウンフォースやエアロ特性を十分に生かすことができるエンジン特性に仕上げていくことがホンダにとって重要であると語っています。

今回、新たに開発されたパーツは200点近い数にのぼり、各チームは100万通り以上にもなるそれらのパーツの組み合わせの中からコース特性や気象状況などに合わせてベストパフォーマンスを追求することになります。

ライバルであるシボレーはすでに2月17日にロードストリート&ショートオーバル用の新型エアロを発表しています。今後は3月13日にテストが解禁となり、16日と17日にバーバーモータースポーツパークで合同テストが行われます。スーパースピードウェイ用の新型エアロパーツは4月1日にチームに供給されます。

これで出そろったシボレーとホンダの新型エアロパーツですが、これから100万通りの着せ替え作業が始まるというわけです。


ホンダのリリースした動画はこちらです。
http://youtu.be/7W_9lFylVcc
あれ?この動画にはスーパースピードウェイバージョンも映ってますね!!??

3件のコメント

  1. シボレーエアロを初めて見た時はダサッ!と思いましたが、
    何だかシボレーがカッコ良く見えてきましたよ。
    しかしこのままではF1に続き、インディも見なくなるかもしれません。
    1. インディカーレースを見なくなるかもしれないという理由がよくわかりませんが
      外観とは関係なくレース内容がより面白くなるならば私は見た目は全く気になりません。
      レイトモデルやスプリントカーレースも大好きですから。
      新型エアロのせいでパレードばかりになるならば考え物ですが。
  2. こんなに複雑なデザインとは!今シーズン、AJフォイトレーシングが2台体制になって本当に良かったです。

コメントを残す