フンコスホリンガーレーシングが体制を拡大






ジャンコスホリンガーレーシング(JHR)は、2023年に向けて体制を一新します。リカルド・フンコスとブラッド・ホリンガーが共同所有するこのチームはインディカー シリーズにカラム・アイロット1台体制でフル参戦する唯一のチームでしたが、2023シーズンは2台体制で参戦することになっています。



先月、インディアナポリスで開催されたパフォーマンス・レーシング・インダストリー (PRI) トレードショーで、JHRは1年間の休止期間を経て2023シーズンよりインディネクストに復帰し、リース・ゴールドとマッテオ・ナニーニの2台体制でフル参戦することを発表しました。



JHRのインディネクスト復帰は、F1チームが金曜日にリザーブドライバーを走らせるように、ルーキードライバーがインディカーをテストドライブする機会を増やすと共に、エンジニアやメカニックの育成にもつながるとしています。



インディカーとインディネクストでチームを一体運用することによって、知識と経験を得る機会を増やし、何らかの理由でクルーがレースの週末の欠場を余儀なくされた場合に体制への影響を最小限に抑えることもこの体制拡大の目的としています。



多くの場合で、”レーサーになることを夢見る子供”たちは、モータースポーツに参加することへの夢と希望だけで専門知識はほとんどありません。JHGはチームだけでなく、モータースポーツの世界の全体的な底上げを目標としてチーム体制の一新と拡大を行うとしています。

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