フェルッチがAJフォイトからフル参戦






サンティーノ・フェルッチが2023シーズンはAJフォイトレーシングからフル参戦し、栄光のカーナンバー14をドライブします。



フェルッチのレースカーはテキサス州ヒューストン郊外のウォーラーにあるチームファクトリーでメンテナンスされ、チームメイトのルーキーのベンジャミン・ペダーセンのレースカーはインディアナポリスのスピードウェイ(町名)にあるチームファクトリーでメンテナンスされます。



コネチカット州出身で24歳のフェルッチはデイルコインレーシングw/バッサーサリバンから参戦した2020年シーズンを最後にフルシーズン参戦の機会は無く、この2シーズンはスポット参戦でレイホールレターマンラニガンレーシング、フンコスホリンガーレーシング、ドレイヤー&レインボールドレーシングから出走したほか、USACミジェットカーレースやNASCARエックスフィニティシリーズなどにもスポット参戦していました。



フェルッチはこの2年間で参戦8レース中で6回のTOP10フィニッシュを記録。今年の第2戦のテキサスでは前日夕方の予選後のプラクティスでクラッシュして脳震盪と判断されたハービーの代役で急遽出走が決定。レース前に2周のインスタレーションラップをしただけでレースをスタートし9位フィニッシュした他、昨年はインディ500とデトロイトでは2レース連続で6位フィニッシュしています。これまでに4回出走したインディ500では、いずれのレースでもTOP10フィニッシュし、2020年にはキャリアベストの4位を記録しました。



フェルッチのインディカーデビューは負傷したピエトロ。フィッティパルディの代役としてデイルコインレーシングから出走した2018年。2019年はフル参戦を開始し、その年のインディ500では7位フィニッシュしてインディ500でのルーキーオブザイヤーを獲得。シーズンでは7回のTOP10フィニッシュを記録。



インディカー参戦以前はヨーロッパでF2レースに参戦していたほか、2017年からの2年間はハースF1チームで開発ドライバーを務めていました。

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