アローマクラーレンSPがチーム体制を一新






アローマクラーレンSP(AMSP)は辺地10月4日に2023シーズンへ向けての新たなチーム体制を発表しました。



昨年オフにチームペンスキーから移籍したエンジニアのギャビン・ワード(上写真)がレースディレクターに就任し、このシーズンオフにアンドレッティオートスポーツから移籍してきたブライアン・バーンハートがゼネラルマネージャーに就任します。



AMSPは2023シーズンはパト・オワードとフェリックス・ローゼンクイストにアレクサンダー・ロッシを加えた3台体制でフル参戦する予定になっています。



カナダのトロント出身のワードは昨年までの4年間をチームペンスキーに在籍。ニューガーデンのエンジニアを担当して2019年のタイトル獲得に貢献しました。2018年にペンスキーに加入する前はレッドブルF1チームに9年間在籍していました。



ワードはレースディレクターとして、オペレーションディレクターのマックス・ナイロン、ビル・ビンセント、パフォーマンスディレクターのニック・スナイダー率いるチームのテクニカルパフォーマンス部門を統括します。



ヴィンセントはレース中はローゼンクイストとの無線通信を担当し、アンドレッティから移籍してきたロッシには同じくアンドレッティから移籍してきたバーンハートが無線交信を担当します。







バーンハートは1980年代からピットクルー、チーフメカニックとして活躍し、1992年のインディ500ではギャレスレーシングのチーフメカニックとしてアル・アンサーJr.の優勝に貢献しました。



インディアナポリス出身のバーンハートはその後はレース運営サイドに転身し、2017年までインディカーの競技部門を担当し、レースディレクターなどを務めてきました。



2018年にはハーディングレーシングの社長に就任し、その後チームはアンドレッティオートスポーツに吸収されると共に移籍しています。

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