インディ500優勝トロフィーのニューガーデンの顔の塑像をお披露目






2023年5月開催の第107回インディアナポリス500で優勝しジョセフ・ニューガーデンを称え、優勝トロフィーのボルグワーナートロフィーに取り付けられるニューガーデンの顔の塑像がお披露目されました。

恒例のお披露目セレモニーは今年はインディアナポリスのダウンタウンにあるスタッツ博物館で行われました。スタッツ博物館はかつて自動車製造業の中心都市として栄えたインディアナポリスを象徴する施設として数々のクラシックカーを展示しています。

第1回インディ500から歴代の優勝者全員の顔の塑像があるボルグワーナートロフィーは、これで1延べ110個目の顔が並ぶことになります。

これまで107回の開催を数えるインディ500で、延べ110人目の顔の数は、複数回優勝者をカウントしても、3人分多い計算になりますが、これにはからくりがあります。大会数を超える3つは、過去2大会でリリーフドライバーがレースフィニッシュを担当し1大会で2人分の顔がある回が2か所あるのと、トロフィーの下に新たに台座が取付けられた1986年に、ボルグワーナートロフィー建造の50周年を記念して、戦後インディアナポリスモータースピードウェイのオーナーとなってインディ500を世界的イベントにまで成長させたトニー・ハルマン氏の顔が24金で製作されて取り付けられています。なので、トロフィー上の顔の数はこれで110人となります。







トロフィー上には佐藤琢磨選手の顔が2つあることになりますが、1回目のトロフィーお披露目式はインディアナポリス州庁舎で行われ、2回目はパンデミック中だったために、インディアナポリスモータースピードウェイミュージアムで行われています。




コメントを残す