開幕戦セントピーターズバーグGPはグロジャンがトップで開幕






【グロジャンがトップタイム】インディカーシリーズ2022シーズン開幕戦、セントピーターズバーグGPのプラクティスセッションがスタートし、45分間のセッションで14周を走行して5周目に1:01.1567mpべストラップを記録したロマン・グロジャンがセッション最速となりました。



「もう36歳になるけどまだまだ色々勉強中…」「トラフィックがあったり、テストアイテムを試したがレースカーのベースラインは悪くない」とグロジャンは笑顔でコメント。グロジャンは昨年在籍したデイルコインレーシングから担当エンジニアのオリビエ・ボワソンと共にアンドレッティへ移籍。



【昨年ウィナーのハータが2番手】気温26度 路面42度 湿度55%。「(再舗装があった)昨年と比べて路面状況がほとんど変わっていなくてグリップがある」と19周を走行して2番手タイムだったコルトン・ハータはコメント。



プラクティス1 http://www.imscdn.com/INDYCAR/Documents/5987/2022-02-25/indycar-results-p1.pdfリザルト



【TOP21台が0.8秒差】シーズン開幕戦の最初のセッション、しかもストリートコースで26台中のTOP21台が僅か0.7772差。その中には3人のルーキーを含んでいます。



【佐藤琢磨選手が200イベント目】2010年デビューで13シーズン目を迎える佐藤琢磨選手はこの開幕戦が200回目のイベントとなります(公式記録上ではインディ500予選落ちのケースなどがあって、スタート回数でカウントするために199レース目。琢磨選手は2020年開幕戦の予選でクラッシュし、決勝レースはDNS)。これを超えるレース数の出場はカストロネベス、ディクソン、パワー、レイホールの4人のみ。琢磨選手は199レースで通算6勝とポールポジションを記録しています。



【エリオが358レース目】2017シーズン以来5年ぶりのフル参戦となったエリオ・カストロネベスはこの開幕戦で358レース(こちらはスタート回数)を迎えます。あと11レースで通算歴代3位のAJフォイトに並びます。歴代通算最多出場はマリオ・アンドレッティの407レース。トニー・カナーンの388レースが続きます。



【グロジャンが人気投票で1位に】インディカーが1月に全世界を対象にしたレースファンへの意識調査では人気投票ではグロジャンが1位になっています。「インディカーに来てたった1年なのにまだ信じられません。10年間F1を走って、大クラッシュして、インディカーでレースに復帰して、今はチャンピオン争いできる環境にあるなんて、すべてが変わってしまって自分は生まれ変わった気分です」「フロリダに住むようになって、RV(大型のキャンピングカー)を自分で運転してレーストラックに来て、ドーナツもたくさん食べて、自宅でBBQもやったし、コルトンにはフランス訛りの英語を直してもらっているので、自分はもうほとんどアメリカ人ですよ」とコメント。



【パワー@セントピート】パワーはセントピーターズバーグで、この12年で9回のポールポジションと2勝を記録。通算ポールポジション獲得数は63回で歴代最多のマリオの67回に今シーズン中に並ぼうとしています。この最初のプラクティスセッションでは3番手で上々の出だし。



【カークウッドとカルデロンの見分け方】AJフォイトエンタープライズの二人のルーキー、カークウッドとカルデロンは共にROKITがプライマリースポンサーでどちらも黒いペイントスキーム。エアロスクリーンが白い方がカルデロン。



【ブルデイがカークウッドのコーチに】セントピーターズバーグでは2018年19年で2連勝をしているセバスチャン・ブルデイがAJフォイトのカークウッドのピットに。ブルデイはセントピーターズバーグ在住。今シーズンはIMSAスポーツカー選手権にチップガナッシレーシングからDPiクラスでフル参戦。



【予選の模様をライブ配信】スカパー!の動画配信サイトとSPOOXで2月26日土曜日深夜2時30分からライブ配信。



■予選配信情報
https://streaming.skyperfectv.co.jp/tv-341740/355924
https://spoox.skyperfectv.co.jp/watch/341722

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