インディカーウィナーの新しい伝統



噴水の名前は「ジェームス・スコット記念噴水」と言います。https://historicdetroit.org/buildings/james-scott-memorial-fountain
約500,000ドル(現在の価値換算で6億円ほど)の費用をかけて1925年に完成しました。

ざっくり説明すると、デトロイト市で不動産業で財を成した父親を持つジェームス・スコットさんはその財産でさんざん好きなことをやって、何一つデトロイト市に貢献することなく人生を終えました。

スコットさんはその財産の一部の20万ドルをデトロイト市に寄付をし、その寄付金で自身の銅像を建てるように要求。

市はさんざん悩んだ挙句に噴水を建設することを決定し、スコットさんの死から15年後に噴水は完成。その間に寄付金は利子などもついて100万ドルにもなっていました。

結局、スコットさんの銅像は噴水の後ろの方の一番目立たない所に設置されたという、何とも奇妙で複雑な歴史を持つ噴水だったのでした。

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