ガナッジが始動開始、シボレーからホンダへの変更点



今シーズン、シボレーからホンダへとスイッチしたチップガナッシレーシングの4台が1月5日に他チームに先駆けてセブリングでテストを開始しました。

本来は12月9日にテストを行う予定でしたが降雨でテストは中止となり、1月5日に改めて行われましたが、チームマネージングディレクターのマイク・ハルは非常に生産的な1日になったと評価しています。

ガナッシにとってホンダ復帰以来初めてのテストは4台によって別々のテスト項目が試されたほか、いくつかは共通の項目がテストされました。日暮れまでみっちりと行われたテストはトラブルフリーで終わっています。

テスト項目については今回の延期の間に様々な検討がなされた結果、当初よりも20%増えています。シャシーのベースは同じDW12ですが、シボレー仕様とホンダ仕様ではエアロパーツとエンジンの違いによりレースカーの重量配分は全く異なるものになっていて、これまで蓄積されたメカニカルデータは全く役に立たないとマイク・ハルは語っています。

さらにホンダとシボレーではライドハイト(最低地上高)も大きく異なり、これまで3年間培ってきたダンパープログラムもすべてやり直しだということす。

Mハルによると12月のテストが延期となった結果、チームは2016年の問題を一から洗い直してテスト項目を考え直し、その結果今回のテストでは膨大な量になったテストプログラムを効率よく消化し、非常に有効な結果が得られ、2017シーズンに向けていいスタートが切れたと自信をのぞかせています。

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