トロントでのプラクティスはハータが最速






【プラクティス1リザルト】
気温25度 路面温度46度 湿度52%
http://www.imscdn.com/INDYCAR/Documents/6487/2024-07-19/indycar-results-p1-g2.pdf

【ハータがトップタイム】
2022年はトロントでポールポジションを獲得し、トロントではこの2レースで連続表彰台に乗ってきているコルトン・ハータが1:01.0399でトップタイム。ハータはハードタイヤでも1:01.8906のトップタイム。ハータは2019年以降で参戦したトロントでの3レースですべてシングルフィニッシュ。昨年のP1トップはカークウッドの1:00.8075。

【トロントでのハイブリッドパワーシステム】
■エキシビションプレイス1周で使用できる最大回生エネルギー量は305kJ/LAP
■305kJ/LAPは時間にして約8.7秒(1周のラップタイムの約14%)
■ESS(蓄電池)の充電100%では約5秒間の回生エネルギーが使用可能
■ターン2立ち上がりからバックストレッチで5秒間を使い切る
■ESSのフル充電には約半周を要する。ターン3で0%でターン11で100%に







【ターン6とターン8手前が部分再舗装】
昨年はターン9~10が再舗装され、今年はターン6と8の手前が部分再舗装される。特にターン8手前はブレーキングゾーンの大きなバンプが解消される。



再舗装されたターン8手前のブレーキングゾーン




昨年までのターン8手前はブレーキングゾーンに複数のアスファルトパッチ




【ロッシがクラッシュして欠場に】
セッション終盤に10分間で設けられたグループ分けのセッションでアレクサンダー・ロッシがターン8でクラッシュ。激突の衝撃で急回転したステアリングホイールに右手の親指を持っていかれて骨折。そのまま欠場が決定。代わりのドライバー追って発表するとされています。



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【そのほかにアクシデントが多発】
マーカス・エリクソンはエンジンのメカニカルトラブルで5周で終了。
ウィル・パワーがターン9でスピン。再始動して復帰。
オーガスティン・カナピーノがターン8でスピン。 再始動して復帰。
サンティーノ・フェルッチがターン8でオーバーシュート。
リナス・ランクイストがターン8でクラッシュ。

【フェルッチがランキング10位】
今季6回のシングルフィニッシュでアイオワレース1で今季ベストの6位フィニッシュしているフェルッチがランキング10位。プラクティス1では6番手。

【オワード担当だったスポッターが亡くなる】
アローマクラーレンでパト・オワードのスポッターを担当していたボブ・ジェフリーが木曜日に癌で亡くなる。ジェフリーはNASCARカップシリーズのスポッターとしてキャリアをスタート。1999年にロバートイェイツレーシングでデイル・ジャレット共にシリーズタイトルを獲得。その後はスチュアートハースレーシングでトニー・スチュアートとシリーズタイトルを獲得した他に、ダニカ・パトリックのスポッターを担当。その後はペンスキーに加入してジョセフ・ニューガーデンを担当。オワードとはこの2シーズンでタッグを組んでいました。

【TOP10に7チーム】
アンドレッティグローバル、メイヤーシャンクレーシング、チップガナッシレーシング、レイホールレターマンラニガンレーシング、AJフォイトレーシング、アローマクラーレンレーシング、チームペンスキーの7チーム。

【オワードが11レースで全ラップ完走】
シーズンここまで11レースでパト・オワードただ一人が1,390周すべてを完走。前回のアイオワレース2の最終ラップでクラッシュに巻き込まれたカークウッドは1329周。

【デイルコインレーシング9人目のドライバー】24歳でニュージーランド人のハンター・マクレーがデビュー。デイルコインレーシングでは今シーズン9人目のドライバー。ルーキーとしては今シーズン9人目のドライバー。名前の発音は「マクレ・ェー」に近い。







【3番目に北でのレース】
シーズンで唯一カナダで開催されるインディトロントは最北のレースにあらず。最北は緯度 45.5152 のポートランド。ロード アメリカ (43.8055))が2番目。トロント (43.6532)、デトロイト (42.3314) と続く。

【今後のスケジュール】
7/20(土) 23:30  プラクティス2  
7/21(日) 3:45  予選
7/21(日)23:00 ウォームアップ
7/21(日)深夜2時 決勝レース 生中継!
https://www.gaora.co.jp/motor/3878680

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