アイオワでクラッシュしたロブがトロントで復帰






先週末のアイオワでクラッシュし、病院に搬送されたスティングレイ・ロブに対して今週末のインディトロントでの出走がメディカルから許可されました。

アイオワ250レース2の最終ラップで燃料切れを起こしてスローダウンしたアレクサンダー・ロッシに追突し、上空に跳ね上げられた後に横転するアクシデントに見舞われたスティングレイ・ロブはヘリコプターでデモインの病院に搬送されるも、その日の夜に退院しています。











CTスキャンなどの精密検査を受けるも診断結果には異常もなく、唯一手の指をやけどしたとのこと。レースカーが横転してチタン製のエアロスクリーンのフレームが路面と擦れて摩擦熱が発生して超高温となり、それをつかんだ際にやけどを負った模様。

クラッシュの時の状況についてロブは「ロッシが減速しているのがわかりましたが、減速の程度はわかりませんでした。ターン1に入るときに、ロッシの位置を視認していましたが、ターン2の出口に近づいたところで速度差が非常に大きいことに気づきました。その速度差ではすでに何もできませんでした。気づいたときにはキャッチフェンスの先端が自分の目に入りました。着地時の衝撃は予想したほど深刻ではなく、インディカーの安全性はしっかり機能したと思います。これもインディカーがこれまで発生したクラッシュをすべてしっかりと分析し、細かな改良を加えてきた成果だと思います。今回のアクシデントも詳細が分析されて今後の安全性向上に生かされるはずです。シートベルトはしっかりと機能し腰を少々打撲しましたが他にけがはありませんでした。非常に派手な激しいアクシデントだったにもかかわらず、この程度で済んだことはインディカーの安全性の高さの結果であり感謝しています」とコメントしています。

ロブは日曜日の夜に退院した翌日の月曜日に改めてインディカーメディカルスタッフの検査を受けて、今週末のレースの出走に問題ないことが確認されています。

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