ミルウォーキー合同テストはペンスキー勢がTOP3独占


West Allis, WI – Open Test for the NTT INDYCAR SERIES at the Milwuakee Mile at the Wisconsin State Fair Park. (Photo by Chris Jones | IMS Photo)




【ミルウォーキー合同テストリザルト】https://digbza2f4g9qo.cloudfront.net/-/media/Files/2024/NICS/00-TEST/MIL-OT/indycar-results-pcomb-p2.pdf

ウィスコンシン州ミルウォーキー郊外にある1マイルオーバルのミルウォーキーマイルでインディカーのハイブリッドパワーユニット(PU)の合同テストが行われ、20台が参加しました。

今週末にフランスで開催されるルマン24時間レースに一部ドライバーが参加するチップガナッシレーシングとフンコスホリンガーレーシングは今回はテスト不参加となっています。

テストは2回のセッションと、10台ずつを2グループに分けてのレースシミュレーションが実施され、レーススタート、コーションラップ、ピットイン、リスタートなどでのハイブリッドPUの動作確認がおこなわれました。

2回のセッションのリザルトを合わせた総合順位では2014年にミルウォーキーで優勝しているウィル・パワーの161.521mphが最速。以下、ニューガーデン、マクロクリンが続き、ペンスキー勢がTOP3を独占しています。

インディカーでのハイブリッドPUは7月7日決勝のミッドオハイオから導入され、ミルウォーキーマイルでのレースは8月31日と9月1日にダブルヘッダーで実施されます。

ウィル・パワーはハイブリッドユニットに関しては「パッシングのアシストになると思います。前を抜く時に使うとかなり有効です」とコメントし、ミルウォーキーのレーストラックに関しては「当時とさほど違いはありません。コーナーの途中の舗装パッチもグリップが無いように見えましたが、走ってみたらそうでもなく、パッシングは出来そうで、以前とは変わっていませんでした」とコメントしています。

午後のセッションは小雨で36分開始が遅れたものの、20人のドライバーは延べ3563周を走行。250周の決勝レースに対してドライバー一人当たり、178周走行出来た計算になります。

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