ロードアメリカGPプラクティスはパロウが最速






【プラクティス1リザルト】気温20度 路面温度39度 湿度52% はれ
http://www.imscdn.com/INDYCAR/Documents/6406/2024-06-07/indycar-results-p1.pdf

【昨年ウィナーのパロウが最速】
シリーズ最長を誇るロードアメリカは1周4.014マイル=6.44キロ。金曜日のプラクティスセッションでは昨年のウィナーで2021年にも勝利しているアレックス・パロウが1:43.1709のトップタイムを記録。今季はインディGPを制しているパロウは現在はポイント2位で、18点差でチームメイトのスコット・ディクソンを追っている。

【2番手のハータはハードタイヤでは最速】
0.0797秒差で2位につけたコルトン・ハータはロードアメリカでは過去2回ポールポジションを獲得。昨年はレース終盤までリードするも、燃費コントロールをミスしてパロウに逆転を許して5位フィニッシュに終わる。ハータはプラクティス1ではハードタイヤでは最速の1:43.3164。

【昨年の2秒落ち】
全面再舗装後の最初のイベントとなった去年はプラクティス1で3秒アップの41秒台を記録するも、再舗装後2年目の今年は去年の約2秒落ちに後退。

【好調フェルッチが3番手】
先週のデトロイトでは予選前のプラクティス走行でカークウッドとハータに接触して騒動を引き起こすも、今シーズンここまで6レースで4回のシングルフィニッシュを記録してランキング12位。この2レースでは共に予選もシングル。チームペンスキーとの技術提携でダンパーの仕様がペンスキーと同じになり、速さを発揮。

【ニューガーデンが復活?】
ロードアメリカでは過去2勝と3回のポールポジションを記録しているジョセフ・ニューガーデンが34番手。ニューガーデンは先週のデトロイトGPでは予選3位ながらも、1回目のピットストップでオーバーランしてポジションロス。2回目のピットストップではエアレンチにヒットしてドライブスルーペナルティ。最後にはウォールにヒットしてサスペンションを破損。6周遅れの26位フィニッシュでランキング7位から10位へダウン。得意のコースでの復活を目指す。

【TOP5に5チーム】
チップガナッシ、アンドレッティグローバル、AJフォイトレーシング、チームペンスキー、レイホールレターマンラニガンの5チームがTOP5を分け合う。

【ルーキー最上位はギオット】
5人エントリーしているルーキーの中ではデイルコインレーシングから参戦する#51ルカ・ギオットが18番手でルーキー最上位。イタリア人のギオットはFIA F2で通算6勝。今季はアラバマGP(21位)とインディGP(25位)の2レースに参戦して、今季3レース目。

【ロードアメリカ初走行のフィッティパルディ】
金曜日のプラクティス1で29周を走行して11番手。 フィッティパルディはロードアメリカは初めての走行。 インディカー過去9戦に出走するも、今シーズンはルーキーの資格はなく、ルーキーに与えられる追加タイヤ1セットもない状況で精力的に走行。

【カナピーノが出走取消。シーゲルが代走】
プラクティス開始1時間半前にフンコスホリンガーレーシングは 急遽、カナピーノの出走を取りやめて代役にシーゲルの起用を決定。 シーゲルは急遽シートを作成して15分遅れでプラクティス1出走開始。 初めてのコースで初めて乗るレースカーで18周を走行して26番手。

【グロジャンがアウトラップでクラッシュ】
プラクティス1開始後のアウトラップの最終ターンでタイヤバリアにクラッシュ。そのままガレージへ。グロジャンは2022年に4位フィニッシュ。

【明日以降のスケジュール】
6/9(日)0:10 プラクティス2
6/9(日)4:25 予選
6/9(日)1:25 ウォームアップ
6/10(日)28:30 決勝レース GAORA SPORTS 生中継
https://www.gaora.co.jp/motor/3878680

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