マルーカスがメイヤーシャンクに加入






メイヤーシャンクレーシングは6月23日にラグナセカレースウェイで行われるモントレーGP以降残りのシーズンでデイビッド・マルーカスを#66で参戦させることを発表しました。

マルーカスはこのほかにも、6月11日にミルウォーキーマイルで実施されるメイヤーシャンクレーシングのテストにも参加することが決まっています。

メイヤーシャインクレーシングの#66はインディ500まではルーキーのトム・ブロンクイストがドライブしていましたが、前回のデトロイトGPと今週末のロードアメリカGPではチームは急遽、ブロンクイストに代わってエリオ・カストロネベスを参戦させていました。

シカゴ出身で22歳のマルーカスは、昨年までの2シーズンはデイルコインレーシングからフル参戦し、今シーズンからはアローマクラーレンに移籍してフル参戦する予定でした。しかし、2月に自転車での事故で手首を骨折し、療養のためにレースには参戦できず、結局はアローマクラーレンでは1レースも走ることなく4月いっぱい契約解除となっていました。

マルーカスは「再びインディカーに参戦できる機会を与えてくれたジム・メイヤー、マイク・シャンク、そしてメイヤー・シャンク・レーシングチームの全員に心から感謝しています。今年の初めに負った怪我のあとは、回復に専念し、ピークコンディションに戻るためにリハビリとトレーニングに集中してきました。もうレースに復帰できる状況に完全に戻っていて、このチャンスを最大限に活かし、チームとサポーターのために強いパフォーマンスを発揮していきたいと思います」とコメントしています。

インディカーシリーズにはシーズンフル参戦のための参戦助成金支給のリーダーズ・サークルプログラムという制度があり、エントラントポイント上で上位22台までに支給されることになっています。ただし、1チームにつき最大3台までのエントリーとなっています。

シーズン6戦終了時点でメイヤーシャンクレーシングの#66はエントラントポイント25位。チップガナッシが5台を参戦させているために、そのうちの2台は適用外となり、#66ははギリギリ範囲外の23番手の位置にいました。

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