![](https://blog.spora.jp/gaoraindy/wp-content/uploads/sites/50/2024/05/05-29-Helio.jpg)
現地5月29日にメイヤーシャンクレーシング(MSR)は、デトロイト・グランプリとロード・アメリカGPでNo.66をトム・ブロンクイストに代わってエリオ・カストロネベスを起用することを発表しました。
今シーズンからインディカーシリーズにフル参戦するルーキーのトム・ブロンクイストは、この2レースを欠場するも、チームには残留するとしています。ブロンクイストは同チームからデイトナ24時間レースを2年連続で制し、IMSAスポーツカー選手権のタイトルを1回獲得。今シーズンからは同チームのインディカードライバーに抜擢されていました。
共同チームオーナーのマイケル・シャンクは「この決断は、非常に厳しい判断でした。トムは完全にMSRファミリーの一員であり、今シーズンの残りもチームに残ります。今回の判断はトムと何度も話し合い、しばらくは連戦になることもあって、デトロイトとロードアメリカでエリオを走らせることに決定しました」とコメント。
ブロンクイストはシーズンここまで5レースでポイントは24位。セントピーターズバーグでの15位がベストリザルトで、先週のインディ500レースでは1周目にクラッシュし、31位に終わっています。
ブロンクイストは「ここ数日は自分のレースキャリアで最もつらい日々でした。自分がMSRファミリーの一員として共に素晴らしい結果を残してきたことを誇りに思っています。今後もMSRファミリーの一員としてチームに貢献し、さらに上の結果を求めていきたいと思います」とコメントしています。
カストロネベスは先週のインディ500ではMSRの3台目としてスポット参戦し20位フィニッシュしています。