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【九州選抜を終えて 姫野凜】


九州選抜を終えて



今回が自分たちの最後の九州選抜でした。7位という結果で、目標としていた全国選抜への切符を勝ち取ることが出来ませんでした。自分たちはどこの高校よりも練習してきて、色々な壁を乗り越えてきた自信があったから、絶対に全国に行けると信じて試合に臨みました。だからこそ全国への切符を勝ち取れなくてすごく悔しいです。今までのどの試合よりも悔しかったです。自分たちの詰めの甘さを実感させられた試合になりました。今年はコロナウイルスの関係で応援が拍手のみだったから、コートに立っている人が声を出して周りにも力を与えなければならなかったけど、全ての力を出し切ることが出来ずに後悔ばかり残っています。絶対に悔いの残らないように戦おうと自分の中で決めていたのに、出し切れなかったのは普段の生活や練習での少しの抜けが出てしまったのだと思います。ほんの少しの我慢が出来なかったり、発言や行動に責任を持てていなかったり、これくらいでいいやという甘い気持ちを持っていた部分がありました。勝負の世界はそんなに甘くないということを改めて感じさせられました。日頃からの行動が全て試合に出てきます。後悔が生まれるのも全て自己責任だと思っています。敗者戦の3回戦目、自分はダブルス2で出させていただきましたが、2-2で回ってきて勝つことが出来ずに、チームの勝利に、全国選抜に繋げることが出来ませんでした。普段の練習から言われていた、「粘るプレー」が出来ずに簡単なエラー、ダブルフォルトなどをして簡単に相手にポイントを与えてしまいました。そういう所で詰めが甘かったなと感じました。ですが、いつまでも過去のことを悔やんでいてもこれから先に進むことはできません。九州で7位という結果を自分たちの今の実力として受け止めて、プラスに考えて、冬にある個人戦のモチベーションにしていけるようにします。
自分たちの最後の九州選抜が終わり、残す団体戦は来年の夏のインターハイだけになりました。そこが本当に最後のチャンスです。だからこのインターハイに向けて今年の冬、自分で最後の追い込みをしていきます。どうしたらもっと強くて勝てる選手になれるか、強くなるためには何が足りていないのかを考えることと、24時間全てがテニスに繋がるように普段の学校生活を過ごしていきます。そして、来年の夏は絶対に勝ちます。悔いの残らないように、最後は笑顔で終われるように日々努力していきます。
最後に、今回福岡まで応援に来て下さった先輩の方々、先生方、保護者の方々、本当に応援ありがとうございました。次は良い結果を報告できるように全力で努力していくので、これからも応援よろしくお願いします。



2年 姫野凜