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【県総体・九州総体を終えて 長岡咲樹】

 
県総体・九州総体を終えて

 
県総体・九州総体では、今の自分の実力を思い知らされるとともに、沢山の課題が見つかりました。そして、自分にとってとても良い経験の場となりました。

県総体は、団体戦では九州総体・インターハイ、シングルスとダブルスでは九州総体への出場権を取る事ができました。

しかし、ダブルスとシングルスではインターハイへの出場権を取れるチャンスがあったのにも関わらず、試合に勝つ事が出来ませんでした。その試合では、自分のメンタルの弱さがとても出ていたと思います。

シングルスは、準決勝に勝てばインターハイへの出場権を取れるという中で、「絶対に勝つ」という気持ちはあってもそれをプレー自体に出せていませんでした。相手より先にミスをしてしまって、最後はコートの中に入れようという気持ちになってしまい、自分から攻めることが出来ずに相手に押されてしまいました。

ダブルスは、決勝で僅差で負けてしまいました。

差が開いてない分、勝てるチャンスは十分にあったのに最後にポイントを取る事が出来ませんでした。リターンミスなど簡単なエラーが多かったので、そこが相手と違うのだと痛感しました。

県総体は沢山の課題を残したまま終わってしまいました。

県総体が終わり2週間後に九州総体が行われ、2週間学校で練習を重ねて試合に挑みました。

九州総体では、団体戦の1回戦は思い切りの気持ちを持ってプレーをする事ができ、相手に主導権を渡さずに試合を終えることが出来ました。

サーブやボレーなど自分の武器を最大限に生かすことの出来た試合だったと思います。

2回戦では、去年の九州選抜で負けてしまった沖縄尚学高校との試合でした。

チャレンジャーという立場で自分達で思い切りやらなければいけなかったのに、相手のプレーに圧倒されてしまい自分達が引いてしまいました。

インターハイでは、同じような展開にならないよう、攻めることを忘れずプレーしていきたいです。

シングルスでは、今自分に出来ることをやれたと思います。

1回戦は、自分のテニスの攻めることをやめて、ラリーをして相手のミスを誘う事をした所勝つことが出来ました。

試合に勝つために、時には自分のテニスを辞めることも大切だと思いました。

2回戦では、シードとの対戦でチャレンジャーという気持ちを持って試合にのぞみました。

自分から攻めることを忘れずプレーし、ポイント間の使い方にも注意しながら試合を進めていきました。

結果として負けてはしまいましたが、課題を見つけることのできた試合になりました。

ダブルスでは、上手くペアとマッチングする事が出来ずに試合を進めてしまったため、思うようにプレーをする事が出来ませんでした。

自分が後衛の時にベースラインから責めたりして、1人でやってしまっていた部分がとても多かったので、もっと前衛を使って、ゲームメイクをしていけるようにしたいです。

ダブルスはもっともっと勉強して練習をしなければならないと思いました。

九州総体では、自分の試合だけではなく、自分より強い選手の試合を沢山見ることが出来、とても勉強になりました。

自分との気持ちの違いを知る事が出来、このままではいけないと実感しました。

それだけ強い選手が集まった九州総体で、愛菜先輩がシングルスで優勝した事を「すごい」で終わらせるのではなく、身近にいる事に感謝し、次は自分の番だと思い、意識を変えて練習していかないとならないと改めて思いました。

インターハイでは、「絶対に勝つ」という気持ちを持ってプレーをし、チームのために頑張ります。

今練習を出来ていることを当たり前だとは思わずに、全てに感謝し、練習に励みたいです。

 
2年 長岡咲樹