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【県総体・九州総体を終えて 畑田優奈】

 
県総体・九州総体を終えて

 
県総体は、団体、単複共に良い意味でも悪い意味でも今の自分を知ることのできた大会となりました。

団体戦では、シングルス2として出場させていただき、みんなが繋いでくれたおかげで、決勝戦以外の試合でコートに立つ時間はほとんどありませんでした。みんなが勝ち進んでいく中で、自分もチームとしてチームのためにできることをする、したいという気持ちが高まりました。決勝戦では、3面進行で、始めからコートに入る機会が来ました。今までみんなが頑張ってくれた分、繋いでくれた分、自分が1本取るんだ、絶対に勝ってやるという強い気持ちでコートに入ることができました。試合は、昨年の九州選抜の悔しさと、経験をバネに自分のプレーをすることができ、納得のいく内容で勝つことができました。良い試合ができたのは、今まで一緒に練習をしてくれたみんなと周りの方のサポートのおかげだということを感じることができました。自分の試合が終わったあと、ダブルスが勝ち、シングルス1の愛菜先輩がマッチポイントを決めたとき、団体戦のメンバーに入り、優勝の瞬間に立ち会えて本当に嬉しかったなと思いました。

シングルスでは、GWの練習、遠征の経験を存分に発揮することができました。前日のダブルスで、九州総体出場を決めきれなかった悔しい思いをバネに、戦うことができ、今の自分にできることを確実にすることができ、それが今回の良い結果に繋がったと思います。

ダブルスでは、昨年の小手川杯からずっと美遥先輩と組ませていただいて、あれよあれよという間に集大成の試合となりました。九州ジュニアの反省を活かして、2人で笑顔を忘れず、戦いきることができたと思います。九州総体出場を決めることは出来ませんでしたが、沢山成長することのできた試合となりました。美遥先輩にいつも盛り上げていただいて、助けていただいていたからこそ勝って、次に繋げていきたい思いは強かったです。強い思いの分、とても悔しい結果で終わってしまい、自分の弱さを痛感しました。

最後まで一緒に戦っていただいて本当に感謝しかありません。今回の悔しい気持ちを忘れず、練習に励みたいと思いました。

九州総体は、県総体の反省を活かし、チャレンジャーの気持ちで臨むことができました。

団体戦1Rでは、2-0で勝ちが決まった状態でコートに入りました。自分のほうが相手に比べて精神的に優位な状態だったにも関わらず、自分のことで精一杯になってしまう場面もありましたが、しっかりと勝ちきることができて良かったです。そして、自分の中で調子を上げていきながら自分のペースに持ち込んで行くことができ、課題も見つけることとできた、良い試合となりました。

団体戦2Rでは、勝ちたいという思いで気持ちを盛り上げてコートに入ることができましたが、気持ちだけが先走ってしまい、自分の納得のいく内容にすることは出来ませんでした。プレー自体は悪いものではなかったですが、心構えや準備が足りていなかったことを知ることができました。自分が負けてしまい、打ち切りにしてしまったことが本当に悔しかったです。インターハイでは同じ失態を繰り返さないように、勝てるように準備をしていきます。

シングルスでは、立ち上がりの悪さが目立ちました。序盤飲まれてしまういつもと同じ悪い展開で試合がスタートしたところがもったいないものになりました。まだまだ技術、体力も相手に敵わないところもありましたが、気持ちで負けない、引いていたら飲まれてしまうということに改めて気づくことができました。

今回の初戦敗退という悔しい結果を受け止めて、次に繋げていきます。

また、他の選手の試合を見て、自分と最も差があるなと思ったところは、絶対に勝ってやるという気持ちです。

勝ち進んでいる選手は絶対に最後まで諦めていませんでした。勝ちに対する執念を感じました。誰が相手であろうと目の前の相手に勝つんだという気持ちを強く持つことが大事だなと思いました。

愛菜先輩の決勝戦を通して、本当に努力は実るんだと心の底から思いました。いつも笑顔で自分に厳しく部活に励まれている愛菜先輩を間近で見ていたからこそ、小さな積み重ねの難しさと大切さを知ることができました。九州で1番の選手が同じ部活の中にいるという恵まれた環境を噛み締めて、ついていけるように、そして、追い抜いていけるように愛菜先輩からたくさん吸収していきたいです。

九州総体はたくさんの刺激をもらった3日間となりました。

もっと強くなりたい、勝ちたいと思いました。九州総体に出場することができ、本当に良かったです。今回の試合を通して、大きな舞台を経験することで成長することができるということを身をもって知ることができました。だからこそ、勝ち上がって更に大きな舞台で戦えるようになりたいです。インターハイまで残り3週間、今回のように悔しい思いをしないように、準備をしていきます。

県総体・九州総体、たくさんのサポートと応援、本当にありがとうございました。

 
2年 畑田 優奈