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【県総体・九州総体を終えて 渡邊彩花】

 
県総体・九州総体を終えて

 
最後となる県総体・九州総体が終わりました。

最後というのもありこれまで以上に緊張しましたが、今までやってきた事を出し切ろうという気持ちで臨みました。

県総体では、まずは団体戦優勝することができ嬉しかったです。県で勝つことが目標ではありませんが、絶対に勝たないといけないプレッシャーがある中、九州大会、全国大会の切符を掴むことができたのはとても大きかったです。

決勝戦では、コートに立っている全員が声を出し、自分自身をそして、隣で戦っている仲間にもパワーを与えることができました。後ろでは、暑い中一生懸命拍手で応援をしてくれ、ポイントを取った時には一緒に喜び、取られた時には一緒に悔しがり、15人全員が同じ気持ちで戦えた団体戦だったと思います。

個人戦では、あと1つの壁を乗り越えることができませんでした。実力の差があまりない中、勝敗を分けるのは「気持ち」だと思います。ミスをして下を向いても良いことはありません。目の前にいる相手よりも勝ちたいという思いを強く持ってプレーしていきたいです。

九州総体では、自分たちの実力を感じる試合となりました。団体戦、大きな実力差があるわけでもなく、やっている事も自分たちと変わらないのに、1ゲームも取る事ができませんでした。ポイントでは競ってもゲームを取る事ができず、ゲームポイントを握っても守りのテニスをしてしまい、向かっていくことができませんでした。相手が誰であっても自分のやる事は変わらないと思います。最初から白黒つけるのではなく、目の前にいる相手にどうやったら勝てるかを考え、勝つための手段・方法を選んでプレーしていきたいです。

団体戦や個人戦の試合を見て、暑さに負けずに戦うこと、8ゲームを何試合もこなせる体力が重要だと感じました。特に今回は沖縄県であったため、気温や湿度が高くやりずらい環境でした。これから夏になればどんどん気温も上がっていき、苦しい試合が多くなると思います。気温のことを言い訳にせず、暑さに負けない体力をつけていきたいです。

九州大会でもいつも上位に入り、今回決勝まで行き、優勝した選手がチームの中にいます。そんな選手が身近にいる事は当たり前ではありません。プレーを見て、話を聞いて、たくさんの事を学び吸収していきたいです。

次は、九州ジュニア、インターハイと大事な試合が続きます。体調管理、体のケアをしっかり行い、最高の状態で試合に望めるようにしたいです。また、これまでの努力そして、ここまで戦えるようになった自分を信じて、大舞台の場を楽しめるようにしたいです。1試合1試合全力で、笑顔を忘れずにプレーしていきます。

無駄時間など1秒もありません。勝てない相手に勝つために練習しているということを忘れず、時間を大切に過ごしていきます。

コートが使えること、練習ができること、仲間がいること、応援してくれる人がいること、たくさんの方々に支えられていることを忘れず、感謝の気持ちを持ってこれからも頑張っていきます。

 
3年 渡邊彩花