走れ! 西へ東へ

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マラソン界がまたも活況を呈しているようです。再来年夏のパリオリンピックの男女マラソン代表を決めるために行う第2回マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の出場権を巡るレースが13日まで各地で行われましたが、どの大会でも出場要件を満たした選手が何人も現れました。

東京オリンピックの代表を決める2019年のMGCではタイムと順位の要件を両方満たした人か2つのレースの平均タイムが要件を満たした人が出場できていましたが、今回はかなり高いレベルではあるものの要件にしたタイムをクリアできれば何人でも参加できるようになりました。そういうこともあって6日の東京マラソンでは男子だけで10人も出場要件をクリアしました。春までのMGCはここで一区切りとなりますが、秋以降にまた争いが激しくなるでしょう。

それに引き換え競泳は…。一度来年に延期と言われた世界選手権が6月に場所をハンガリーに移して行うことが発表されたため(福岡大会は来年開催予定)2日から5日まで代表選考会が行われましたが、個人種目の代表は18人にとどまりました。100分の数秒で代表権を逃した選手が何人もいたそう。福岡の世界水泳が来年に延期されたなら今年の大きな目標は秋に行われるアジア大会になるところで、3か月前に世界水泳をやっぱりやるということになると調整スケジュールがめちゃくちゃになってしまいます。それで世界水泳の選考会ということになると調子を整えられない選手が続出したのではと、その筋に詳しいユーチューバーは指摘していました。MGCのように指定の大会で選考会に出場するために必要なタイムか順位をクリアできれば選考会では記録がグダグダでも2位までになればOKとレギュレーションなら選手たちの気の持ちようは違っていたのかなと思うのは私だけでしょうか?

では、また次回です。
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