デイルコインがルーキーのマルーカスを起用






デイルコインレーシング(DCR)は現地12月15日に、インディライツでランキング2位のデイビッド・マルーカスをHMDモータースポーツとの共同参戦で#18に起用することを発表しました。



20歳のマルーカスはデイルコインレーシングの拠点からほど近いイリノイ州のシカゴ近郊の出身。2021シーズンはインディライツにフル参戦して20レース中7勝と7回のポールポジションを記録。16回の表彰台は2021シーズン最多でしたが、惜しくもランキング2位に終わっています。



「インディカー参戦が夢でしたから、このチームで夢をかなえられることがすごくうれしいです。DCRで初めてインディカーをテストドライブした時から家族の一員のようにチームに馴染めたのでこのチームからデビューできて本当によかったと思っています。シーズン開幕が待ちきれません」とマルーカスはコメント。



感染症拡大のためにインディライツシリーズがキャンセルとなった2020シーズンはフォーミュラリージョナルアメリカ選手権にフル参戦。全17レースで2勝と1回のポールポジション、15回表彰台に乗ったほか、すべてのレースでTOP5フィニッシュしています。



2019年はインディライツに参戦してランキング6位、2018年はインディプロ2000にフル参戦して3勝を挙げてランキング6位、2017年はカートレーシングで活動しながらUSF2000に参戦して9レースに参戦していました。



マルーカスは今年の10月にバーバーもータースポーツパークでインディカーをテストドライブ。初日にはトップタイムを記録しています。



DCRと共同参戦する形となるHMDモータースポーツは2017年からRoad to INDY (RTI)プログラムに参戦。これまでにRTIプログラムのUSF2000、インディプロシリーズ、インディライツで数々の勝利、ポールポジション、トラックレコードを記録してきました。2021シーズンはインディライツにのみ参戦して10勝と33回の表彰台を記録してチームタイトルも獲得しています。

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