バハ1000を制したアレクサンダー・ロッシ






第100回インディアナポリス500チャンピオンのアレクサンダー・ロッシが新たな勲章を手にしました。



アメリカのオフロードレース団体のSCOREが主催するバハ1000にホンダ・オフロードレーシングチームが製作したホンダ・リッジライン(クラス7、#709)で他7人のドライバーと共に参戦し、クラス優勝(総合34位)しています。



ロッシはこれでインディ500(2016年)、デイトナ24時間(2021)、バハ1000の三つを制した初めてのドライバーとなりました。



59回目の開催となったバハ1000はアメリカのオフロードレース団体のSCOREが主催するオフロードレースで、メキシコのバハ・カリフォルニア半島を舞台に、エンセナーダからラパスまでの1,226マイル(1973km)を50時間以内に走破するという過酷なイベント。今年は306台のエントリー(2輪4輪含めて全部で35クラス!)で完走できたのは206台でした。



ロッシはホンダつながりで過去にバハ1000で2回クラス優勝しているジェフ・プロクターのチームからクラス7(排気量無制限のV6エンジン搭載のピックアップトラック)に参戦。632マイル(1017km)地点から883マイル(1421km)までの404kmのナイトセッションを担当して後続に100マイル以上もの差をつけて次のドライバーにバトンタッチしています。



ロッシはバハ1000に過去2回出場し、2018年は横転しながらもクラス2位フィニッシュ。2019年は再びコース外の草原で横転してDNF。今回が3回目の挑戦でした。



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過去にインディ500優勝者でバハ1000に挑戦したのはパーネリ・ジョーンズ、リック・メアーズ、ダニー・サリバン、バディ・ライス、ライアン・ハンターレイの5人でジョーンズは1971年と72年で2連勝しています。インディ500とデイトナ24時間とバハ1000に参戦したのはジョーンズとメアーズですが、デイトナ24時間ではジョーンズはDNFでメアーズは2位フィニッシュに終わっています。

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