ジミー・ジョンソンがオーバル初テスト






現地8月30日にチップガナッシレーシングのジミー・ジョンソンがテキサスモータースピードウェイ(TMS)でオーバルトラックでの初テストを行いました。



NASCARカップシリーズで過去7回チャンピオンとなり、今シーズンからインディカーシリーズに参戦を開始したジョンソンはロードストリートのみの参戦で契約。オーバルレースではトニー・カナーンが代役としてドライブしていました。



かつて19シーズンにわたってNASCARに参戦してきたジョンソンはこの1.44マイルのハイバンクトラックで7勝を挙げた相性のいいレーストラック。今回のテストは2022シーズンでのオーバルレース参戦を前提に行われるものですが、具体的なプランは明らかになっていません。



「今回のテストはインディ500参戦に向けての第一歩にすぎません。結論を出す前にまだまだテストを重ねてレースカーとトラックに十分に慣れる必要があります。家族やチップ・ガナッシ、そしてスポンサーとの話し合いも必要です。まだまだこの先にやるべきことはたくさん残されています」とジョンソンはコメント。



テストはテキサスでの実際のレース時間を想定して、空がまだ薄暗くて照明システムにコースが照らされた現地時間朝6時にスタートし、正午まで行われました。



そして、テストはチームの全面バックアップの下で実施され、ジョンソンのドライバーアドバイザーを務めるダリオ・フランキッティが同席した他、スコット・ディクソン、トニー・カナーンも参加。3人合わせてチャンピオンタイトル11回、インディ500で5勝、テキサス8勝と言うこれ以上に考えられない態勢が整えられました。さらにフランキッティはチップガナッシレーシングでインディカーとNASCARカップカーの両方でテキサスでのレース経験があります。



ジョンソンはチップガナッシレーシングと2年契約で今シーズンにインディカーシリーズにデビュー。今シーズンは9レースに参戦してベストリザルトは19位が2回。前回のインディGPでは初めてリードラップでフィニッシュするなど、事前テストがほとんど行えない状況ながらも少しずつスキルアップを見せています。今シーズンは残りの3レース全てに参戦することになっています。



映像提供:INDYCAR

コメントを残す