デイリーがチームを離脱






エドカーペンターレーシング(ECR)は現地6月7日にコナー・デイリーとの契約を解消し、次戦のロードアメリカ以降は新たなドライバーを起用することを発表しました。

31歳でインディアナ州出身のデイリーは2020年にECRに加入。2021年シーズンまではロード/ストリートコースとインディ500ののみに出走し、2022年からは全戦出走。今シーズンはここまで7戦で出走してシリーズランキングで20位でした。

チームオーナーのカーペンターは「インディカーでのコナーの存在を理解しているだけに、チームオーナーとして重い決断でした。このオフシーズンにチームは技術リソースに投資を行いチームの強化を図ってきましたが、今シーズンここまでチームは十分な成績が挙げられていない状況でした。このチームの現状から判断して、チームメンバーや、パートナー、スポンサーなどに対して、チーム力を高めるために行動を起こす必要がありました。今はコナーが新たな場所で活躍できることを願っています」と苦渋の判断であったことをコメント。

現時点でコナー・デイリーに変わるドライバーの名前の発表はなく、#21のリナス・ビーケイの全戦参戦と#33のエド・カーペンターのオーバルイベントのみの参戦に変更はないとしています。

ECRにおけるデイリーのベストリザルトは、2022年のインディGPでの5位で、続くインディ500では7周のリードを記録して6位フィニッシュ。今年のインディ500では8位フィニッシュしています。

チームを離れることになったデイリーは「お互いに最善の道を進むために今回の決定になりましたが、過去の3シーズン半にわたって参戦できたECRに感謝しています。そして、自分をサポートしてくれたすべての人々にやファンのみなさんに感謝したいです」とコメントしています。

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