【オワードがファステスト】
33周を走行して、ソフト（グリーン）タイヤで1:03.0773を記録してトップタイム。ハードタイヤでは1:04.3840を記録したコルトン・ハータが最速も、ソフトタイヤではハータは1:03.7540で8番手。
【プラクティス1リザルト】
http://www.imscdn.com/INDYCAR/Documents/6212/2023-06-02/indycar-results-p1.pdf
【ダウンタウンへコースを移設】
昨年まではデトロイト川の中州にあるベルアイルパークで開催されていましたが、今年はコースをダウンタウンにあるゼネラルモータースの本社ビルを取り囲むように設置されます。1991年まではF1世界選手権やCARTインディカーシリーズがダウンタウンで開催され、場所はほぼ同じ位置ですが、コースレイアウトは全くの別物になります。
【バンピー】
ドライバーはどのラインがバンプの影響が少なくなるかをチェック。抜きどころのストレートエンドのターン3はブレーキングポイントに大きなバンプがあるため、サイドバイサイドの勝負の時はバンプを避けきれない可能性も。路面はアスファルトとコンクリートの混在で、走行ライン上のマンホールも豊富。車高もシーズン最大クラスに。
【レッドフラッグ6回】
新コースでの初走行となったプラクティス1では、各ドライバーはレーストラックの限界点を探りながらの走行。ターン1とターン3でのオーバーランが続出し、90分間でのレッドフラッグ中断が6回発生。ローカルイエローは延べ19回となりました。
【アクシデントは2台】
ルーキーのおアウグスティン・カナピーノはターン7のインサイドに接触したはずみでアウトサイドに飛ばされてウオールにヒット。右リアのハーフシャフト（ドライブシャフト）を破損してガレージに。ベルアイル時代の2000年2001年と2連勝しているエリオ・カストロネベスはストレートエンドのブレーキングでシフトダウン中にバンプに乗り上げてエンジンレブリミットに激しくヒット。その影響でシステムトラブルが発生してガレージへ。
【ピットボックスが両サイド】
過去にも例はあったものの、今回はピットロードの両側にピットボックスを2分するレイアウト。FCY時の一斉ピットインでの各車の動きや、一斉ピットアウトしてピットレーン出口に両サイドから合流していくさまは斬新。
【ピットアウト時のコースへの合流】
ピットレーン出口とレーストラックの合流部分の距離が短く、ちょうどターン1のブレーキングエリアで合流していくため、ピットから出てくるレースカーの視認が困難。
【ドライバーの暑さ対策】
週末は高温高湿度が予想され、ドライバーはピットストップ中に様々なファンを用いて冷却。AJフォイトレーシングのピーダーセンはフロントノーズインテークからも送風。
【24時間ドライブしたフェルッチ】
AJフォイトレーシングのサンティーノ・フェルッチは、先週のインディ500でチームとしては20年ぶりのベストリザルトとなる3位フィニッシュ。フェルッチは火曜日に24時間をかけてインディアナポリスからテキサス州の自宅へ自走して帰宅。水曜日には自宅の庭を手押し式の芝刈り機で芝刈り。木曜日早朝の飛行機でデトロイト入り。
【300万ドルを寄付したAJフォイトレーシング】
AJフォイトレーシングは第107回インディ500でABCサプライのサポートで退役軍人向けの住宅供給チャリティプログラムを実施。昨年は200万ドルを超える寄付金が集まり、これまでに350棟以上もの住宅を寄付。 今年は300万ドル超を寄付。
【多忙のニューガーデンと輸送チーム】
先週の第107回インディアナポリス500を制したジョセフ・ニューガーデンは月曜夜の表彰式終了後にチャーター機でニューヨークへ移動してメディアツアー。水曜日に帰宅して、木曜日にはデトロイト入り。陸路を移動したレースカーは水曜日の朝4時半にノースカロライナ州シャーロットのチームファクトリーに到着。直ちにロードコース用レースカーに積み替えるなどして、朝9時にはデトロイトへ向けて出発。ドライバーだけではなく、輸送チームも大忙し。
【土曜日スケジュール（日本時間）】
21:30～ プラクティス2
01:35～ 予選
【デトロイトGPは6月4日深夜4時から生中継】
第7戦デトロイト・グランプリはデトロイトダウンタウンの新レイアウトで開催。
GAORA SPORTS他、配信プラットフォームで 6/4日曜日深夜4時（月曜早朝）から生中継！
https://gaora.co.jp/motor/3652800 https://gaora.co.jp/bros/ https://skyperfectv.co.jp