第107回インディ500ではタイヤに再使用プラスチック素材を使用






ファイアストンとシェルによって新たなタイヤが、この第107回インディアナポリス500で使用されます。

インディ500ではプラクティスセッション、予選、日曜日の500マイルレースで、合計4,500本ものレースタイヤが使用されます。今回使用されるファイアストン・ファイアホークタイヤのコンストラクション(タイヤの構造)とコンパウンド(ゴムの性質)の仕様は、昨年のインディ500で使用されたタイヤとほぼ同じですが、グリップ力を高めるために、若干柔らかいコンパウンドに変更するとともに、持続可能性を追求した要素を取り入れました。

インディ500では専用タイヤには、ISCC+ 認定のリサイクル・ブタジエンで作られた合成ゴムが使用ます。このブタジエンは、使用済みのショッピングバッグ、フィルム、食品ラップ、その他のフレキシブル ポリマー パッケージなどの再生プラスチック廃棄物から製造されます。

このタイヤはシェルと提携して開発され、シェルは今シーズンからインディカーで使用されている100%再生可能レース燃料も提供しています。

また。ファイアストンは砂漠に自生する低木類のグアユールという植物から生成したゴム成分を使用したタイヤを開発し、昨年からストリートレースで使用されています。

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