
第107回インディアナポリス500開催期間中のガレージパスとなるブロンズバッジのお披露目セレモニーが現地3月16日にインディアナ州兵の統合軍本部であるインディアナポリスのスタウトフィールドで行われました。
セレモニーには地元インディアナ州出身で自身でチームをを率いてインディ500とインディカーシリーズに参戦するエド・カーペンターが参加。カーペンター自身はインディ500予選で3回のポールポジションを獲得しています。
インディ500では、レース前セレモニーで行われる戦没者追悼の「タップ」の演奏や国歌斉唱、レース前のハイライトとなる軍用機による上空のフライオーバーまで、軍の伝統行事が長年行われてきています。
今年のブロンズバッジのデザインは、インディアナポリスモータースピードウェイの象徴であるコントロールタワーのパゴダと米国空軍サンダーバーズの戦闘機のフライオーバーの様子がデザインされています。今年は初代のパゴダから建造110周年となります。

第1回インディ500が開催された1911年から1937年までの間は、イベント参加者にはカードをラミネート加工したバッジがガレージパスとして使用されました。1938年からは金属製の素材のバッジに変更され、1947年に現在のブロンズバッジの原型となるものが使用され始めました。
1990年代初頭には一般向けに販売され、レースファンはガレージエリアである通称ガソリンアレ―にアクセスできるようになると共に、バッジはすぐにレースファンにとってのコレクターズアイテムにもなりました。 ブロンズバッジ所有者はインディGPとインディ500決勝日以外はブロンズバッジを入場券としても使用することができます。
ブロンズ バッジは、IMS.com/BronzeBadge で、3月31日までは150ドルで購入できます。4月1日以降は160ドルとなります。 ブロンズバッジの購入は18歳以上で、署名が必要になります。
ガレージアリアのアクセスに加えてピットエリアのアクセスもできる数量限定のシルバーバッジは500ドルで販売されます。 シルバー バッジは、ブロンズ バッジと同じ特典へのピットレーン アクセスを追加します。シルバーバッジにさらに1000ドルを追加することでインディGPとグランプリとインディ500レースデーのレース前のピットにもアクセスできるようになります。