開発が進むマーレ社のハイブリッドシステム






インディカーはハイブリッドシステムの導入へ向けて、マーレパワートレイン社と共に、この2年間を開発に費やしてきました。



これまでの開発作業では、マーレ社のパワートレインがいくつかの目標値を達成し、これを受けてインディカーはシボレーとホンダ・パフォーマンス・デベロップメント(HPD)との協力のもとで、2024年シーズン導入へ向けて、ハイブリッド システムの開発を継続しています。



導入される予定のハイブリッドシステムは、インディカーによるモータースポーツでの持続可能性追求の一環で、2023年にはインディカーシリーズは100%再生可能なレース用燃料の使用を開始するとともに、各チーム、サプライヤーやオフィシャルの搬送トレーラーは各ファクトリーからレース開催地へ移動する際には100%再生可能なディーゼル燃料を使用します。 その中でもマーレ社が開発したハイブリッドシステムは革新的な技術はレース業界における脱炭素化を推進するための技術の大きな核となっています。



感染症拡大による製造業、輸送業への影響によって、マーレ社が製造するハイブリッドシステムは、その開発の遅れが報じられてきましたが、マーレ社とインディカーは2024年シーズンの導入に向けて開発作業が進んでいることを示唆しています。



ハイブリッドパワーユニットに関しては、当初は2022年導入が発表されましたが、その後は世界情勢による開発の遅れで2度の延期がアナウンスされて2024年からの導入となり、ハイブリッドモーターと組合わせるエンジンは新開発の2.4リッターV6ツインターボから、従来の2.2リッターV6ツインターボへと変更されることになっています。

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