エリクソンが母国スウェーデンに凱旋






2022年5月に開催された第106回インディアナポリス500を制したマーカス・エリクソンが優勝トロフィーのボルグ・ワーナートロフィート共に母国のスウェーデンに凱旋。家族や友人他、多くのレースファンから祝福を受けました。



32歳のエリクソンは「かなり忙しいスケジュールでこれまででインディカーがスウェーデンで最も注目を集めた機会になったと思います。素晴らしい時を過ごしました」とコメント。



エリクソンを待ち受けていたのは全国放送の朝のTV情報番組に出演した他、雑誌の取材、写真撮影、サイン会などに出席した他、夜は関係者やスポンサーなどのディナーパーティに首席するなど過密スケジュール。







その他、中部の都市、エーレブルーにある北欧最大と呼ばれるショッピングモールをトロフィーと共に訪問し、スウェーデン出身のF1レジェンドドライバーのロニー・ピーターソンの銅像にも優勝を報告。



中でも最大のイベントとなったのは故郷のクムラでの祝賀イベントで、人口2万2千人の街で約8千人もの人がエリクソンを祝福に会場に集まりました。







その祝賀イベント会場では、エリクソンが12歳のときにアルバイトをしていたレストランのシェフシェフからのお祝いコメントの他、チップガナッシレーシング全てのチームメイト、フェラーリ F1 ドライバーのチャールズ・ルクレール、幼なじみや友人たちからのお祝いコメントが編集された特別ビデオも流されました。 エリクソンはセレモニーの後、会場に集まった1000人以上ファンにサインし、イベント終了後は地元の行きつけのピザレストランで家族と夕食をとり、夜を締めくくりました。





今回の凱旋はボルグワーナー社とハスキーチョコレートの協力の下で実現。ハスキーチョコレートのミルカ・マンニネンCEOは「ボルグワーナートロフィーと共に彼を母国に凱旋させることができ、多くのファンやご家族、関係者と素晴らしい時間を共に過ごせたことを光栄に思います。マーカスとは同じ価値観を共有して共に目標に挑戦し、あきらめずに夢を実現できたことを誇りに思います。最後の日に地元のクムラにトロフィーと共に老若男女問わず8千人もの人が集まったあの時はまさに夢のようなひとときでした」とコメント。



エリクソンは2023シーズンへの準備に向けて年内にさらに何回かアメリカとスウェーデンを往復することになっています。

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