最終戦モントレーGP、初日はニューガーデンが最速






ニューガーデンがトップタイム】最終戦モントレーGP初日は75分間のプラクティスセッションが設けられて26台が出走。20点差でポイント2位につけるジョセフ・ニューガーデンが18周を走行し、ソフトタイヤで1:11.4103のトップタイムを記録しています。





【プラクティス1リザルト】http://www.imscdn.com/INDYCAR/Documents/6118/2022-09-09/indycar-results-p1.pdf



【2連勝中のハータが2番手】ニューガーデンの後にはハータ、グロジャン、ロッシとアンドレッティ勢が続いています。コルトン・ハータはこのラグナセカで2連勝中で、いずれもポールトゥウィン。父親のブライアン・ハータと合わせると直近10レースで4勝と5回のポールポジションをハータ家で記録しています。



【スロースタートのガナッシ勢】最終戦でタイトル位争いを展開する5人のうちのペンスキー以外の二人となるスコット・ディクソンは17位、マーカス・エリクソンは10番手とスロースタートで、いずれもペンスキー勢よりも少なめの周回数で切り上げています。ハードタイヤを温存した可能性。



【ポイントTOP3昨年の成績】パワーは予選3位、決勝26位(2周遅れ)。ニューガーデンは予選17位、決勝7位。ディクソンは予選8位、決勝13位。



【ガナッシ勢はラグナセカで事前テストを実施】チップガナッシの4台は8月29日に事前テストを実施。冷却水漏れのトラブルがあったエリクソン以外は3台とも100周以上をしっかり走り込んで、ロングランでのタイヤデグラデーションのデータを取っています。対するペンスキー勢はラグナセカでは事前テストを行わずに代わってポートランドで実施。その甲斐あってポートランドではマクロクリンが優勝し、パワーが2位となる1-2フィニッシュを記録していますが、今回の金曜日のプラクティス1では想像以上のタイヤのデグラデーションをドライバーが口にしています。







【3ストップか4ストップか】昨年のレースで3ストップ4スティントがメインストリームで、優勝したハータはソフトタイヤでスタートして残りはすべてハードタイヤに。しかし、今年はソフトタイヤがグリップを増やすと同時に耐摩耗性を落としてハートタイヤとのキャラクターの違いがより大きくなったため、4ストップを選択するチームが出てくる可能性も。金曜日のプラクティスでは多くのチームがハードタイヤを温存して走行周回数をセーブ。



昨年の決勝レースのタイヤチャート




【ハードタイヤは6セット】ハードタイヤは週末で6セット。 レースで3セット。 予選で1セット。 プラクティス1で1セット。 プラクティス2で1セット 。ウォームアップは予選で使用したセットを使用する予定。決勝で4ストップで行くにはプラクティスセッションでのタイヤの温存が必要に。



【佐藤琢磨は18番手】ハードタイヤで16周を走行。ソフトタイヤに履き替えて3周を走行し、その2周目に1:12.4401を記録して18番手。前々回のゲートウェイでシャシーをインディ500で使用したものへ変更。8月29日のラグナセカでの事前テストの時にさらに別のシャシーへ変更。今回もそのままシャシーの使用を継続。



【ペブルビーチ・ゴルフリンクス】モントレーほど近くにある名門ゴルフコースのぺブルビーチ・ゴルフリンクス。全米オープンゴルフの舞台ともなる有名ゴルフコースで、大のゴルフ付きのマクロクリンは木曜日に担当エンジニアのベン・ブレッツマンとラウンドして79を記録。上機嫌でポイントランキング5位で最終戦へ。



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【コークスクリューのショートカット】コークスクリューインサイドにタイミングラインを設置。 トランスポンダー(車載機)がこの上を通過した場合は違反に。







【シモーナが冬季五輪へ挑戦】女子ボブスレー競技のスイス代表として冬季五輪に出ることが長年の目標で、次回大会への参戦を目指す。







【レイホールに次女誕生】火曜日に次女が誕生。 奥さんはNHRAファニーカードライバーで、父親はNHRAファニーカーで16回チャンピオンになったジョン・フォース。



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最終戦モントレーGPは9月11日(日)深夜4時より生中継!

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